• "擁壁改修工事"(/)
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  1. 西尾市議会 1999-09-14
    1999-09-14 平成10年度決算特別委員会(第2日目) 本文


    取得元: 西尾市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-06-25
    西尾市議会 会議録の閲覧と検索 検索のやり直し 検索結果一覧 使い方の説明 (新しいウィンドウで開きます) 1999-09-14: 平成10年度決算特別委員会(第2日目) 本文 文書・発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 別画面表示ツール ツール 印刷表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 行ズレ修正 表示形式切り替え 発言の単文・選択・全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者の表示切り替え 全 276 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言・ヒット発言表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 :  ◯委員長榊原康三) 選択 2 :  ◯福祉部長 選択 3 :  ◯委員長榊原康三) 選択 4 :  ◯委員(牧野勝子) 選択 5 :  ◯商工課長 選択 6 :  ◯委員(牧野勝子) 選択 7 :  ◯商工課長 選択 8 :  ◯委員長榊原康三) 選択 9 :  ◯委員(牧野勝子) 選択 10 :  ◯商工課長 選択 11 :  ◯委員(三ッ谷幸夫) 選択 12 :  ◯商工課長 選択 13 :  ◯委員(三ッ谷幸夫) 選択 14 :  ◯商工課長 選択 15 :  ◯委員(三ッ谷幸夫) 選択 16 :  ◯商工課長 選択 17 :  ◯委員(三ッ谷幸夫) 選択 18 :  ◯委員(近藤 昇) 選択 19 :  ◯農林水産課長 選択 20 :  ◯農地開発課長 選択 21 :  ◯委員(近藤 昇) 選択 22 :  ◯委員(杉崎愼一郎) 選択 23 :  ◯商工課長 選択 24 :  ◯委員(杉崎愼一郎) 選択 25 :  ◯委員長榊原康三) 選択 26 :  ◯委員(杉崎愼一郎) 選択 27 :  ◯委員(藤村喜代治) 選択 28 :  ◯商工課長 選択 29 :  ◯委員(藤村喜代治) 選択 30 :  ◯商工課長 選択 31 :  ◯委員(藤村喜代治) 選択 32 :  ◯委員(磯村文雄) 選択 33 :  ◯商工課長 選択 34 :  ◯委員(磯村文雄) 選択 35 :  ◯商工課長 選択 36 :  ◯委員(磯村文雄) 選択 37 :  ◯商工課長 選択 38 :  ◯委員(磯村文雄) 選択 39 :  ◯委員(杉浦正恒) 選択 40 :  ◯委員長榊原康三) 選択 41 :  ◯委員(杉浦正恒) 選択 42 :  ◯委員長榊原康三) 選択 43 :  ◯委員(杉浦正恒) 選択 44 :  ◯農林水産課長 選択 45 :  ◯委員(杉浦正恒) 選択 46 :  ◯委員長榊原康三) 選択 47 :  ◯委員長榊原康三) 選択 48 :  ◯農林水産課長 選択 49 :  ◯委員(榊原武示) 選択 50 :  ◯農林水産課長 選択 51 :  ◯委員(榊原武示) 選択 52 :  ◯農林水産課長 選択 53 :  ◯委員(榊原武示) 選択 54 :  ◯委員(広中利臣) 選択 55 :  ◯農地開発課長 選択 56 :  ◯農林水産課長 選択 57 :  ◯委員(広中利臣) 選択 58 :  ◯農地開発課長 選択 59 :  ◯商工課長 選択 60 :  ◯委員(広中利臣) 選択 61 :  ◯農地開発課長 選択 62 :  ◯委員長榊原康三) 選択 63 :  ◯委員(広中利臣) 選択 64 :  ◯委員長榊原康三) 選択 65 :  ◯委員(広中利臣) 選択 66 :  ◯商工課長 選択 67 :  ◯委員(広中利臣) 選択 68 :  ◯商工課長 選択 69 :  ◯委員(広中利臣) 選択 70 :  ◯商工課長 選択 71 :  ◯委員(牧野勝子) 選択 72 :  ◯農林水産課長 選択 73 :  ◯委員(牧野勝子) 選択 74 :  ◯農林水産課長 選択 75 :  ◯委員(牧野勝子) 選択 76 :  ◯農林水産課長 選択 77 :  ◯委員(牧野勝子) 選択 78 :  ◯農林水産課主幹 選択 79 :  ◯農地開発課長 選択 80 :  ◯委員(牧野勝子) 選択 81 :  ◯農地開発課長 選択 82 :  ◯委員(牧野勝子) 選択 83 :  ◯農地開発課長 選択 84 :  ◯委員(牧野勝子) 選択 85 :  ◯委員長榊原康三) 選択 86 :  ◯委員(牧野勝子) 選択 87 :  ◯農林水産課長 選択 88 :  ◯委員(牧野勝子) 選択 89 :  ◯商工課長 選択 90 :  ◯委員(牧野勝子) 選択 91 :  ◯市長公室長 選択 92 :  ◯委員(牧野勝子) 選択 93 :  ◯商工課長 選択 94 :  ◯委員長榊原康三) 選択 95 :  ◯委員長榊原康三) 選択 96 :  ◯委員(深津博也) 選択 97 :  ◯都市計画課長 選択 98 :  ◯委員(深津博也) 選択 99 :  ◯都市計画課長 選択 100 :  ◯委員(深津博也) 選択 101 :  ◯都市計画課長 選択 102 :  ◯委員(榊原武示) 選択 103 :  ◯都市整備課長 選択 104 :  ◯委員(榊原武示) 選択 105 :  ◯都市整備課長 選択 106 :  ◯委員(榊原武示) 選択 107 :  ◯都市整備課長 選択 108 :  ◯委員(杉浦正恒) 選択 109 :  ◯都市整備課長 選択 110 :  ◯委員(杉浦正恒) 選択 111 :  ◯都市整備課長 選択 112 :  ◯建築課長 選択 113 :  ◯委員(杉浦正恒) 選択 114 :  ◯建築課長 選択 115 :  ◯委員(杉浦正恒) 選択 116 :  ◯委員(三ッ谷幸夫) 選択 117 :  ◯土木課主幹 選択 118 :  ◯委員(三ッ谷幸夫) 選択 119 :  ◯土木課主幹 選択 120 :  ◯下水道課長 選択 121 :  ◯委員(三ッ谷幸夫) 選択 122 :  ◯委員(牧野勝子) 選択 123 :  ◯建築課長 選択 124 :  ◯委員(牧野勝子) 選択 125 :  ◯建築課長 選択 126 :  ◯委員(牧野勝子) 選択 127 :  ◯建築課長 選択 128 :  ◯委員(牧野勝子) 選択 129 :  ◯土木課長 選択 130 :  ◯土木課主幹 選択 131 :  ◯委員(牧野勝子) 選択 132 :  ◯都市整備課長 選択 133 :  ◯委員(牧野勝子) 選択 134 :  ◯委員長榊原康三) 選択 135 :  ◯委員長榊原康三) 選択 136 :  ◯都市整備課長 選択 137 :  ◯都市計画課長 選択 138 :  ◯土木課主幹 選択 139 :  ◯委員(牧野勝子) 選択 140 :  ◯土木課主幹 選択 141 :  ◯都市整備課長 選択 142 :  ◯委員(牧野勝子) 選択 143 :  ◯土木課主幹 選択 144 :  ◯委員(牧野勝子) 選択 145 :  ◯土木課長 選択 146 :  ◯委員(牧野勝子) 選択 147 :  ◯土木課長 選択 148 :  ◯委員長榊原康三) 選択 149 :  ◯委員(牧野勝子) 選択 150 :  ◯都市計画課長 選択 151 :  ◯土木課長 選択 152 :  ◯都市整備課長 選択 153 :  ◯委員(牧野勝子) 選択 154 :  ◯土木課長 選択 155 :  ◯委員(牧野勝子) 選択 156 :  ◯委員長榊原康三) 選択 157 :  ◯委員(牧野勝子) 選択 158 :  ◯委員長榊原康三) 選択 159 :  ◯委員(深津博也) 選択 160 :  ◯下水道課長 選択 161 :  ◯委員(深津博也) 選択 162 :  ◯下水道課長 選択 163 :  ◯委員(深津博也) 選択 164 :  ◯下水道課長 選択 165 :  ◯委員(近藤 昇) 選択 166 :  ◯土木課長 選択 167 :  ◯土木課主幹 選択 168 :  ◯委員(近藤 昇) 選択 169 :  ◯土木課主幹 選択 170 :  ◯土木課長 選択 171 :  ◯委員(近藤 昇) 選択 172 :  ◯消防署主幹 選択 173 :  ◯予防防災課主幹 選択 174 :  ◯消防本部庶務課長 選択 175 :  ◯委員(近藤 昇) 選択 176 :  ◯予防防災課主幹 選択 177 :  ◯委員(近藤 昇) 選択 178 :  ◯予防防災課主幹 選択 179 :  ◯委員(近藤 昇) 選択 180 :  ◯委員(広中利臣) 選択 181 :  ◯都市計画課長 選択 182 :  ◯下水道課長 選択 183 :  ◯委員(広中利臣) 選択 184 :  ◯消防本部庶務課長 選択 185 :  ◯委員長榊原康三) 選択 186 :  ◯委員(牧野勝子) 選択 187 :  ◯消防署長 選択 188 :  ◯委員(牧野勝子) 選択 189 :  ◯消防長 選択 190 :  ◯委員(牧野勝子) 選択 191 :  ◯消防長 選択 192 :  ◯委員長榊原康三) 選択 193 :  ◯委員長榊原康三) 選択 194 :  ◯委員(杉浦正恒) 選択 195 :  ◯教育委員会庶務課長 選択 196 :  ◯委員(杉浦正恒) 選択 197 :  ◯助役 選択 198 :  ◯委員長榊原康三) 選択 199 :  ◯委員(杉崎愼一郎) 選択 200 :  ◯文化振興課長 選択 201 :  ◯委員(杉崎愼一郎) 選択 202 :  ◯委員長榊原康三) 選択 203 :  ◯委員(牧野勝子) 選択 204 :  ◯学校教育課長 選択 205 :  ◯委員(牧野勝子) 選択 206 :  ◯学校教育課長 選択 207 :  ◯委員長榊原康三) 選択 208 :  ◯学校教育課長 選択 209 :  ◯委員(牧野勝子) 選択 210 :  ◯庶務課長 選択 211 :  ◯学校教育課長 選択 212 :  ◯委員長榊原康三) 選択 213 :  ◯学校教育課長 選択 214 :  ◯委員(牧野勝子) 選択 215 :  ◯庶務課長 選択 216 :  ◯委員(牧野勝子) 選択 217 :  ◯学校教育課長 選択 218 :  ◯委員長榊原康三) 選択 219 :  ◯学校教育課長 選択 220 :  ◯委員(牧野勝子) 選択 221 :  ◯学校教育課長 選択 222 :  ◯委員長榊原康三) 選択 223 :  ◯委員(牧野勝子) 選択 224 :  ◯学校教育課長 選択 225 :  ◯委員(牧野勝子) 選択 226 :  ◯学校教育課長 選択 227 :  ◯委員(牧野勝子) 選択 228 :  ◯文化振興課長 選択 229 :  ◯学校教育課長 選択 230 :  ◯委員(牧野勝子) 選択 231 :  ◯文化振興課長 選択 232 :  ◯委員(牧野勝子) 選択 233 :  ◯委員長榊原康三) 選択 234 :  ◯委員(広中利臣) 選択 235 :  ◯学校教育課長 選択 236 :  ◯委員(広中利臣) 選択 237 :  ◯教育委員会庶務課長 選択 238 :  ◯委員(広中利臣) 選択 239 :  ◯教育委員会庶務課長 選択 240 :  ◯社会教育課長 選択 241 :  ◯委員(広中利臣) 選択 242 :  ◯文化振興課長 選択 243 :  ◯委員長榊原康三) 選択 244 :  ◯委員長榊原康三) 選択 245 :  ◯委員(広中利臣) 選択 246 :  ◯図書館長 選択 247 :  ◯社会体育課長 選択 248 :  ◯委員(広中利臣) 選択 249 :  ◯図書館長 選択 250 :  ◯委員(三ッ谷幸夫) 選択 251 :  ◯財政課長 選択 252 :  ◯委員(三ッ谷幸夫) 選択 253 :  ◯財政課長 選択 254 :  ◯委員(三ッ谷幸夫) 選択 255 :  ◯文化振興課長 選択 256 :  ◯委員(三ッ谷幸夫) 選択 257 :  ◯教育委員会庶務課長 選択 258 :  ◯福祉部長 選択 259 :  ◯都市開発部長 選択 260 :  ◯委員(三ッ谷幸夫) 選択 261 :  ◯建設部長 選択 262 :  ◯委員(三ッ谷幸夫) 選択 263 :  ◯財政課長 選択 264 :  ◯委員(三ッ谷幸夫) 選択 265 :  ◯福祉部長 選択 266 :  ◯委員(三ッ谷幸夫) 選択 267 :  ◯市長公室長 選択 268 :  ◯委員(三ッ谷幸夫) 選択 269 :  ◯市長公室長 選択 270 :  ◯委員(牧野勝子) 選択 271 :  ◯総務部長 選択 272 :  ◯文化振興課長 選択 273 :  ◯財政課長 選択 274 :  ◯委員(牧野勝子) 選択 275 :  ◯委員長榊原康三) 選択 276 :  ◯委員長榊原康三) ↑ ページの先頭へ 本文 ↓ 最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1 ◎ 開会・議事の件について ◯委員長榊原康三) 出席者全員ですので、これより委員会を開会いたします。  本日、審査をいただく案件は、先日に引き続き平成10年度西尾市一般会計歳入歳出決算の認定で、歳出の5款からであります。  これより審査を行います。  5款労働費、6款農林水産業費及び7款商工費について質疑を願うわけでありますが、その前に福祉部長から発言の申し出がありますので許可いたします。 2 ◯福祉部長 昨日の質疑の中で、杉浦正恒委員さんから質疑のありました、しあわせの里構想の中の実施測量の件でございますけれども、昨日、随意契約でやったという答弁をいたしましたけれども、5社による競争入札をやりましたので訂正をさせていただきます。よろしくお願いします。 3 ◯委員長榊原康三) それでは、質疑を願います。 4 ◯委員(牧野勝子) それでは、質疑をさせていただきます。  決算書の 148ページ、5款1項3目に西尾勤労会館運営費がございます。成果表の方にも、もちろんいろいろな取り組みをなさっていらっしゃって、講座みたいなものも一部開設しているようですが、金曜日の日に毎週カラオケを音楽装置のある部屋でやりたいという市民がいらっしゃって申し込みをされますと、いつ頼んでも既に約束をしてある方がいらっしゃるので頼めないということでございました。  それで、申し込みは何カ月か前に既にできると思うんですけれども、申し込みのシステムと、それからこの10年度における金曜日のカラオケをご利用なさっていらっしゃる方、生徒さんの名前が順番に変わって申し込みはされるけれども、先生は同じではないかというふうに聞いておりますので、その辺ご報告いただければありがたいです。 5 ◯商工課長 その方は、私どもの方にもたびたび電話がございまして、私どもの申し込みにつきましては6カ月前から並んでいただいてとるようになっておりますので、その辺も勤労会館と確認をいたしましたが、前からとってあるということはございませんので、よろしくご理解をいただきたいと思います。 6 ◯委員(牧野勝子) 現地に、私も金曜日の日の朝早くに並んだという経験がないので、今度はそうしたいと思いますが、よその体育施設などでも早朝から並んだり、夜中から並んだという例があるらしいんです。ここの場合ですと、思い違いであったらいけないので確認をしておきますが、毎週金曜日にカラオケの部屋を使っていらっしゃる方は、先ほど申しましたように申し込み者は生徒さんの名前で順番に名前が変わると、ただ先生は同じ方だというふうにおっしゃるんですね。それだけ確認させてください、わかりますか。 7 ◯商工課長 確かに、カラオケで1人の先生が使っているようでございますけれども、並んだということも聞いておりませんし、また何人か並んだ場合については抽選等、そういう方法を考えていきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。 8 ◯委員長榊原康三) 牧野さんにお願いしたいんですが、決算に関することにできるだけ絞っていただきたいんです。これは部会でできることですから。 9 ◯委員(牧野勝子) それでは、もう1つお尋ねします。  その金曜日に行われております音楽室の利用、これについては補助金が出る講座とは別にしているんですよね。そこのところだけ確認したいと思います。 10 ◯商工課長 そのとおりでございます。 11 ◯委員(三ッ谷幸夫) 決算書の 147ページ、5款労働費、1項1目21節貸付金1億円について、お尋ねをいたします。  愛知労働金庫と西尾市勤労者資金に、それぞれ 5,000万円ずつ預託をされておりますが、このうち労働金庫の方はよく利用されているわけでありますが、成果説明書の91ページによりますと、西尾市勤労者資金はわずかに2件、 1,290万円しか利用をされていないと。昨年の状況を見ましても、やはり 5,000万円預託されているのに、たったの 760万円しか使われていないと。なぜ、このように利用率が悪いのか。確か、融資目標はもっと上であるはずだと思いますが、その点、お尋ねをいたします。
     また、今年の利用状況はどうか、合わせてお尋ねをいたします。 12 ◯商工課長 成果説明書にも載っておりますけれども、確かに2件ということで少ないわけでございますけれども、これにつきましては非常に金融機関で利率の低いところが出てまいりましたので、今後、私どもも利率等を考えて対応してまいりたいと思っております。  それから、実績でございますけれども、労働金庫につきましては、10年度は生活資金融資は70件で 9,782万円です。住宅資金につきましては28件で 4億 3,490万円でございます。西尾市勤労者資金につきましては、普通貸し付けはございません。住宅貸し付け2件ということで、委員ご指摘のとおり 1,290万円でございます。  したがいまして、私どもも、今後、利率等低いところが出てまいりましたので、この辺を検討する必要があるかと思っております。よろしくお願いします。 13 ◯委員(三ッ谷幸夫) 今、お答えがありましたが、私は、なぜ勤労者の皆さんが利用されないのか、この資金の融資制度を点検してみたわけでありますけれども、私の感じておりますところでは、一口で言えば貸してやるという従来の融資の考え方が、そのまま引き継がれているというふうに感じまして、借りていただくという考えが少しも感じられていない、そういう仕組みになっているのではないかなというふうに思います。金融事情等は大きく動いているわけであります。9年度も10年度も、このように使われていないということでありますので、そういう不効率な予算の使い方がされているわけでありますので、 5,000万円の預託を大幅にカットして、例えば 5,000万円を 1,000万円にして、残りはもっと効果のある勤労者福祉、ひいては市民福祉の方に回すべきではないかと、間近に迫った来年度の予算編成にも反映させるべきではないかと、これは意見として申し上げておきます。  それから 169ページ、7款商工費ですが、1項1目21節貸付金 6億 1,160万円についてもお尋ねをいたします。  銀行による貸し渋りというものが言われる中で、金融機関と取り引きの薄い中小商工業者の皆さんの力強い味方となって、本当に利用をしていただいているのかどうか、この点ですね。まず、利用状況はどうだったか、前の年に比べてふえているのか減っているのか、お尋ねをいたします。 14 ◯商工課長 商工資金でございますけれども、まず利用状況でございますけれども、商工業振興資金につきましては 344件の17億 2,086万円で、前年度比24%でございます。それから、中小企業経営安定資金につきましては55件の 1億 1,516万円で、前年に対しまして28%でございます。  このほかに、委員知ってみえると思いますけれども、昨年10月1日から金融安定化融資ということで、国の方で貸していただける制度がございまして、こちらの方に流れたものと思います。  参考までに申し上げますと、10月1日から3月31日までで市が認定した件数でございますけれども 1,105件ございます。このうち、何件が実際に支払いされたかはちょっと把握しておりませんけれども、かなりこちらの方で借りられたというふうに聞いておりますので、よろしくお願いいたします。  なお、中小業者にとりまして振興資金と中小企業経営安定資金につきましては、倒産しないで息をつないでいける非常によい制度であると思っておりますので、今後もできるだけPRしてまいりたいと思っておりますので、お願いをいたします。 15 ◯委員(三ッ谷幸夫) 成果説明書の 109ページによりますと、利用件数は3つとも今お話がありましたけれども、平成9年度と比べますと3つとも減っているんですね。融資額の方は、商工組合中央金庫分はふえているわけですけれども、肝心の商工業振興資金も、それから西尾市中小企業経営安定資金ともに減っていると。なぜ、このようになっているのか、今一度お答えをいただきたいと思います。 16 ◯商工課長 先ほど、ちょっとお話を申し上げましたけれども、国の方で緊急的に私どもよりも簡単に借りられる、借りられると言えば大変申しわけございませんけれども、市が認定すれば、ある程度借りられるという制度が国の方でできたわけでございまして、先ほど申しましたけれども千百数件の申し込みの方に行ったのではないかと私ども推計をしております。 17 ◯委員(三ッ谷幸夫) 大体わかりましたけれども、そういう制度ができたのだったら、こちらの方ももっと借りやすいような条件緩和をするなり、あるいはもっとPRするなりしていただきまして、中小企業の皆さん方に設備投資、あるいは運転資金にもっともっと利用していただけるような、そういうご努力を期待いたしまして要望としておきます。 18 ◯委員(近藤 昇) 3件ほどお願いしたいと思いますが、まず決算審査意見書の38ページ、6款農林水産業費、1項3目農業振興費は前年対比で86.1%となっているが、これは農業振興事業が後退しているのではないかというふうに感ずるわけですけれども、この辺のことについてお尋ねいたします。  それから、2点目は、6款農林水産業費で、成果説明書95ページ、農業委員会費の3番、農業者年金事業であるが、当市の農業者年金受給者及び被保険者はどれほどか。年金制度への不安感が叫ばれている中、農業者年金における加入状況はどうか。また、未加入防止策として何か対策は講じているかどうか、その点。  同じく成果説明書95ページ、農業委員会費の6番、標準小作料改訂事業であるが、標準小作料の算出はどのような算出方法か。また、決定された小作料は幾らか。そしてまた、標準小作料はどのような機関で決定がされ、周知はどのようにされているか。  以上、3件をお願いいたします。 19 ◯農林水産課長 第1点目の、農業振興費が後退しているのではないかというご質疑でございますが、これにつきましては事実、平成9年度対比で総額 1,918万 9,421円減っているわけでございます。平成9年度と平成10年度の事業内容を比較してみますと、平成9年度において米の生産調整における地域調整推進事業、これは俗に言うとも補償事業でございますが、これに要する経費が国、県の負担分が助成金として 9,300万円ほど計上しておりましたが、10年度におきまして国の制度の変更によりまして、事業実施主体でございます西尾市農協、福地農協に全農経済連経由で直接補助されることに変わりました。そういったことで減額になった分でございまして、実質面で見ますと、10年度では新たに国の新規事業でございます水田におきます麦・大豆等生産振興緊急対策補助事業の 6,700万円が新規に入っておりますので、実質的には大幅な増加の状況にございます。  それで、10年度につきましても転作関係で、直接農協に対する補助については前年と同額のものが入っておりますので、水田麦・大豆等生産振興緊急対策事業の 6,700万円という新たに追加になった分が、実質的には増加になっているのが実態で、後退しているとは考えておりません。  2点目の、農業者年金の関係でございますが、当市の年金受給者は、平成10年8月31日現在では 587名でございます。  なお、被保険者数につきましては 126名でございます。  加入状況でございますが、平成11年2月現在で、当然、加入資格がありながら加入していない方が60名、任意加入というのは資格のある方が選んで加入することができるんですが、任意加入者で年金に加入していないのが10名でございます。  それから、未加入者に対します年金の加入の推進状況でございますが、これにつきましてはアンケート表の送付や、さらには平成11年3月29日には西尾市農協、福地農協の年金担当者並びに農業経営改善支援センターの職員と市の職員等で農業者年金連絡協議会を設置いたしまして、農業者年金制度の普及の徹底、加入の推進に努めているところでございます。  3点目の、小作料の関係でございますが、標準小作料の算出方法は農林省の定めます土地残余方式によりまして決定をいたしております。  この内容でございますが、水田におきます10アール当たりの稲作により上がる収益から必要経費、いわゆる種代、肥料代、薬剤、土地改良費、農機具購入費、労働費などを差し引いた残りを純利益といたしまして、これを標準小作料として求める方式で算定をいたしております。平成11年度1月1日から実施をいたします標準小作料につきましては 1万 8,000円でございます。  ちなみに、前回平成7年度は2万円でございまして、 2,000円ほど下がっております。この小作料の改訂作業は小作者、これは実際受け手でございますが、小作者代表が5名、地主代表が5名、学識経験者、これは西尾・福地両農協の職員、それと県の普及センターの職員、農業委員の代表者4名の計14名で構成いたします小作料協議会で決定をいたしております。  この小作料の周知につきましては、決定したものを市の広報や、それぞれのJAの広報等にも掲載をいたしましてPRをいたしているところでございます。 20 ◯農地開発課長 委員ご質疑の決算意見書欄の方の39ページでございますが、平成9年度と10年度の対比で言いますと31.6%の減。  この大幅な減の要因は、特に愛知県の財政逼迫により土地改良事業補助金の削減と、当市の土地改良事業の完了しているところで主なものは委託料で41.2%、工事請負費で26.6%、公有財産ではほぼ92.2%の減ということでございますが、この主な内容でございますけれども、委託料での減は、委託料が平成9年度は 3,962万 7,520円、平成10年度の決算が 2,331万 2,400円ということで、事業の大きい小さい等はございますが、委託料につきましては分筆登記が10件、9年度、10年度同一件数でございますが、あと測量設計委託が9年度が 3,746万 800円、10年度が 1,896万 3,000円、測量調査業務が9年度が21件、10年度が14件でございます。  それと、工事請負費で26.6%の減でございますが、平成9年度の決算が 3億 6,242万 1,675円、10年度決算が 2億 6,594万 5,942円で26.6%の減でございますが、この中には継続をしておりました事業が終わっているものがございます。  この主なものとしては、施設管理設備修繕事業、これは排水事業の整備費が主体でございます。それと、小規模かんがい排水事業があります。  それと、あと公有財産購入費でございますが、これにつきましては9年度が 2,217万 7,243円、10年度が 171万 6,117円。9年度の財産の購入が55筆の1,844.64平方メートル、10年度が3筆の 58.05平方メートルでございます。今年も見通しといたしましては、年々ちょっと圧迫されきているような状況でございまして、西尾市の中でも土地改良事業が大方済んできているということでございますので、こういう事業等が縮小されてくるように思っております。 21 ◯委員(近藤 昇) ありがとうございました。 22 ◯委員(杉崎愼一郎) 成果説明書の 109ページ、 110ページ、 111ページで3点ほどお尋ねをしたいと思います。  成果説明書の 109ページの商工業振興費の中で、商業団体等事業費補助金、貸店舗と書いてありますが、これは今年度開設をいたしましたゆっくら軒のことだと思いますけれども、その利用状況と、これを開設したことによってどういう効果があったか。  それから、来年以降、その効果によってはどういうようなPRも含めて目標をお持ちか、この点をまず1点、お伺いしたいと思います。  それから、 110ページの3番でありますが、観光行事開催事業が 2,147万円ほど支出をされておりますけれども、今年度は昨年よりも 310万円ほど増額をされております。この件につきましても、増額された内容と、その効果等もお尋ねをさせていただきたいと思います。  その次、 110ページの4番ですが、観光宣伝事業で 794万円ほどの支出がされておりますけれども、この中で抹茶の日の記念事業をやられたわけですけれども、これの当日の参加者数と効果。同じようなことですが、お伺いをしたいと思います。この3点を、よろしくお願い申し上げます。 23 ◯商工課長 まず、委員ご指摘のとおり 571万 1,000円のうち 400万円はゆっくら軒の改装費補助金でありまして、西尾市商業協同組合が県の空き店舗活用事業の補助金と、市の補助金を設けて改装をいたしました。小京都・西尾の市街地散策コースの中間点にあることから、西尾市観光協会が管理運営をしております。  利用状況でございますが、5月19日から8月末までの87日間開店いたしまして、利用者は 987人、商品の売上額は 7万 4,200円、ギャラリー展示4グループ、抹茶販売 230杯となっております。  効果でありますが、町中のオアシスとして、不便な位置にもかかわらず市内はもとより市外や県外からもお見えになり、ゆったり西尾の話を楽しんで行かれます。シルバーやくるみ会、障害者の方の作品販売は常時展示販売されていることから励みと生きがいとなり、ギャラリーは皆さんに見ていただくことの喜びの場となっております。格子越しの路地を見て、抹茶も手軽に楽しんでいただいております。  なお、店番につきましては、5人の方がボランティアで呈茶など協力をいただいているところでございます。  なお、11年度以降につきましては小京都散策コースの関係もございますが、今検討しておりますのは、今後検討していかなければならないことでもありますけれども、足軽の家と申しましょうか、昔、足軽の家であったところを見学できないかということで話し合いをしておりますので、よろしくお願いします。  それから、2点目の観光事業でございますが、増減を申し上げたいと思います。  内容につきましては、西尾まつりが 160万円ほど減、米津の川まつりが50万円の減、それから西尾城下町歴史小道ということで、指定記念カルチャーウォーク50万円の減、9年度に比べまして小京都・西尾観光と物産フェアが40万円の減。  ふえたものとしましては、屋形船関連事業で、岐阜市から譲り受けました船の整備費等が 110万 2,500円の増。それから、ばらサミット事業ということで 500万円の増です。この主なものとしましては消耗品で 128万 4,000円ということで、栽培講習会と公共施設植栽の苗、鉢、土代などであります。  それから、印刷製本費としまして 144万 9,000円、記念テレホンカードとシール、ポスター、パンフレット、名刺の台紙などであります。  それから、補助金といたしまして 100万円でございます。ばらサミット開催記念園整備費でございまして、福地農協の憩いの農園に造成をいたしました。効果は、屋形船事業につきましては専用船と船着き場ができて、民間の実行委員の方の主体で10月10日から10月18日の9日間に38便運行されまして、母なる矢作古川の自然を満喫されました。期間中に 867人の方が乗船をされたわけでございます。  また、ばらサミット事業につきましては、各種のイベントに多くの方が参加されまして、花と緑の愛されるまちづくりに貢献し、心に残されました。  その主なものは、ばら園ばらまつりで3日間で 2万 5,000人、憩いの農園へ5月の1カ月間に16万人が来園され、新しく始まった西尾ばら会は農園の選定に貢献をしております。2点目としまして、ばらフォトコンテストは全国から 215人、 586点の参加がありました。3点目としまして、ばらの生け花、絵画等作品展は 186人、 486点の参加がございました。4点目としまして、押し花絵コンクールは 382人出展され、体験会に 274人が参加されました。5点目としまして、園芸講座のアレンジフラワーへ51組、コンテナガーデンへ30人が参加されました。また、6点目としまして、羽田健太郎ローズコンサートへ 1,150人。7点目で、洋舞フェスティバルの入場者は 1,300人が参加されました。また、8点目としまして、鉢ばら作品展に 244点出品をされました。9点目の、矢作古川につきましては、先ほど若干申し上げましたけれども、5月21日から5月23日までの3日間に 213人が乗船されたということでございます。  3点目の、抹茶の日の参加者等は延べ 3,960人でございまして、費用が約80万円でございます。  内訳につきましては、市民茶会で 1,500人、お茶を使用の料理教室で70人、抹茶風呂で 1,900人、抹茶工場見学で 360人、石うす体験コーナーで 130人の方がお見えになりました。最近は、マスコミの宣伝効果で市外や県外からもお見えになるようになりました。いまいち行事に目新しいものがないわけでございますけれども、地元の消費が伸びなければ外への波及効果はないと思っておりますので、まず市民が抹茶に親しんでいただけるよう努力をいたしてまいりたいと思います。  なお、抹茶の日の事業につきましては7回を迎えまして、子どもからお年寄りまで需要が伸びてまいりました。 24 ◯委員(杉崎愼一郎) 今、ゆっくら軒のことをお伺いしましたけれども、87日間で 987人、 7万 4,200円の売り上げがあったと、このほかにもいろいろなものの展示もあったということですけれども、これらはこういう性質のものでよろしいんでしょうか。あるいは、何かもう少し販売額が上がるようなものを売った方が私はいいと思うんですけれども、そういう新しいもののお考えというのはないのでしょうか。 25 ◯委員長榊原康三) 決算外になると思いますので、よろしくお願いします。 26 ◯委員(杉崎愼一郎) では、終わります。 27 ◯委員(藤村喜代治) 決算書の 170、 171ページ、地域振興券交付費についてお伺いいたします。  7款1項3目地域振興券交付費 5億 6,487万 9,000円でございますが、まず1点目として、成果説明書 111ページに載っておりますが、地域経済の活性化ということで、西尾市についてどのぐらいの効果があったか教えていただきたいと思います。  それから、2番目として対象者。15歳以下はいいんですが、65歳以上の方が何名あったか。その中で、65歳以上で相当苦情があったと思うんです。「どうしてわしのところもらえんかったか」というのがあったというふうに聞いております。そういうのが実際、窓口であったかどうか、件数がおわかりだったら教えていただきたい。  それから、11節需用費 414万 360円、12節役務費 354万 8,340円、それから14節使用料等 200万 400円の不用額が出ているようでございますが、主なものを教えていただきたいと思います。 28 ◯商工課長 まず、1点目の効果でございますけれども、この効果につきましては若い親の層の子育て支援事業ということで、自転車だとか、文房具だとか、学生服、家具、スポーツ用品、靴などの販売等の増により効果があったと思います。  また、高齢者だとか低所得者へ援助することによりまして、個人消費の喚起ということで地域経済の活性化になったと思います。ただ、問題になっておりますのは個人店が伸びなかったのではないかなと。特に景気低迷で、大型店につきましては独自の売り出しをしまして集客に成功したチェーン店がかなりあると思っております。  それから、2点目の、65歳以上の方の人数を申し上げますと、3号、4号になると思いますが、対象者といたしましては人数で3号が29人、それから4号の方が 4,804人ということで、振興券の冊数で申し上げますと3号が29枚、4号が 4,804枚ということで同じでございます。  あと、もう1つ、苦情でございますが、非常に苦情の電話が多かったと聞いております。その理由につきましては、65歳以上の方で特に扶養になってみえる方で全員もらえると思っていた方が、調査をしますと息子さんの扶養になっているとかで、かなりの電話があったということは聞いております。  それから、あと不用額でございますが、この主なものにつきましては11節で振興券の印刷代が 337万 800円見積りより残っております。それから、12節では振興券の申請書郵送代ということで、これが 353万 7,190円不用額となっております。それから、14節では交付対象者抽出事務の電算買上料ということで予定をしておりましたけれども、この支出はございませんでしたので多く不用額が生じたものでございます。  なお、緊急対策の一環で実施され、予算見積りをするのに時間もなく、国、県からの指導が遅くて算出したため生じた不用額でありますので、よろしくご理解をいただきますようお願い申し上げます。 29 ◯委員(藤村喜代治) 先ほど、65歳以上の対象者数をちょっとお聞きしたんですが、はっきりわからなかったんですが、お宅の方から出た資料なんですが、当初、振興券の交付ということで出ている中で 7,130名あるということでこの予算を組まれて、その結果どうだったかをお聞きしております。その辺、もう少し教えていただきたい。  それから、経済効果でございますが、各新聞社の状況によりますと、今課長からは大分よかったような、これは効果というのはなかなか物差しがなくてはかりにくいわけですが、新聞をずっと見てみますと、いまいちだと。ほとんど普通に恒常的に欲しいものを買うだけで、大型店はいろいろやってメリットはあったが、地元商店街にあっては手ごたえはないというようなことがここに出ていたんですが、これは余談になりますが、その辺の感想を教えていただきたい。 30 ◯商工課長 数字が若干異なっておりますけれども、老人の人口の中にまざっておりまして、1号の方というのは15歳以下の方で、2号につきましては老齢福祉年金だとか障害基礎年金、遺族年金、児童手当、特別障害者手当などを受けている方です。3号につきましては、65歳以上で市民税所得割が非課税で、寝たきりや痴呆などで常時介護が必要な方ということで、4号が65歳以上の方で市民税が非課税の方ということで、私が申し上げましたのは、3号と4号だけを申し上げたわけでございますが、人数につきましては2号も申し上げますとこの中にまざっておりまして、交付につきましては大変申しわけありませんが私の方ではやっていないわけで、合計だけの数字をいただいたものですから、交付につきましては福祉課とかでやらせていただいているわけで、よろしくお願いしたいと思います。  それから、個人店の効果の方でございますけれども、これはいろいろ見方があろうかと思いますけれども、私ども期待していたよりは余り効果がなかったと、これは個人的な意見で申し上げますので、よろしくお願いします。 31 ◯委員(藤村喜代治) ありがとうございました。 32 ◯委員(磯村文雄) それでは、2点一緒に質疑をさせていただきます。  まず、第1点は決算書の 149ページですが、5款労働費、1項労働諸費、2目プール運営費の中で、プール整備事業費として 399万 3,224円支出をされているわけでありますけれども、成果説明書で見ますと92ページ、ここでプール敷地東側の護岸工事、これは平坂下水道の雨水幹線下水路沿いの護岸工事のことと思いますけれども、この工事につきましては基本的にはどういう計画で、継続的な考え方での施工なのか。今後の予定があるとするならば、お聞かせをいただきたいと思います。  それから、2点目ですけれども、 148から 149ページの同じページですが、5款労働諸費、3目西尾勤労会館運営費、13節委託料ですけれども 1,935万 9,280円が支出をされております。その内訳について、お伺いをしたいと思います。  9年度の決算では 3,414万 4,478円でしたけれども、この10年度の決算とではかなり金額の差がありますけれども、その要因は何なのかお聞かせをいただきたいと思います。少ない方ですので、少ない方がいいという判断をすれば、もちろんいいわけですけれども、その要因をお聞かせいただきたいと思います。  それから、19節負担金、補助及び交付金の中で、補助金が 1,383万 2,117円載っておりますけれども、内容は職員の賃金というふうに承知をしておりますが、もう少し具体的にお聞かせをいただければと思います。  また、 128万円余の不用額についてもお聞かせをいただきたいと思います。 33 ◯商工課長 まず、1点目のプールの工事の関係でございますが、当初では平成9年から12年度の間に 115メートル予定をしておりましたけれども、いろいろな関係で11年度についてはやれないということで、13年度までにそれぞれやっていきたいという予定をしております。  あと、残っている延長でございますが、平成12年度で30メートル、平成13年度で30メートルを予定しております。この平坂下水路ののり面が非常に急勾配のために除草作業が危険でありますので、ぜひこれにつきましてはやっていきたいと思います。  それから、次の勤労会館の委託料の関係でございますが、まず金額が非常に少なくなったという理由は、人件費をほかで組んだということでございますので、これを足しますと若干金額が少なくなっている状態でございますので、よろしくお願いします。  それから、勤労会館の運営につきましては、都市施設管理協会へ委託をしておりまして、委託料の範囲内で緊急修理もお願いしております。  支出でございますが、この主なものにつきましては光熱水費で 665万 5,116円、それから清掃機器補修等委託料で 602万 3,927円、それから講座の講師報酬費ということで 187万 3,200円、修繕費で 175万 8,821円でございます。  それから、19節負担金、補助及び交付金の 128万円残ったものにつきましては、嘱託職員が中途退職をしたために臨時職員で対応したことによる給与等の差額でございますので、よろしくお願いをいたします。 34 ◯委員(磯村文雄) ありがとうございました。  まず、1点目の、プール敷地東側の平坂下水路の護岸のことについては、12年度と13年度までの計画として30メートルずつ計画しているということですが、これはご案内のように浸水地域が上にあるわけで、大事な下水路の雨水幹線ですけれども、それの幾らかでも改良といいますか、そういう効果があるのか。ただ護岸の整備ということだけなのか、その辺を1点お聞かせをいただきたいと思います。  それから、2点目ですけれども、大体金額の差額の問題、不用額の問題については理解をいたしましたので、これは了解をいたしました。  1点目だけ、ちょっとお聞かせください。 35 ◯商工課長 護岸の整備につきましては、草が伸びていると時々苦情が来るような状況ですし、非常に危険ですので、私どももただ整備をするだけかという話ですけれども、やはりいろんな面で整備をしていきたいということで、特に幹線の問題については私どもとしてはちょっと今のところ考えていないわけですけれども、よろしくお願いいたします。 36 ◯委員(磯村文雄) 今の関連で、整備はそれでもちろんいいですが、幾らかでも流れがよくなるとか、そういう影響はありますか。 37 ◯商工課長 ほとんどないと思いますので、よろしくお願いします。 38 ◯委員(磯村文雄) はい、了解 39 ◯委員(杉浦正恒) 商工課長が先ほど観光事業につきまして、るる説明の中に屋形船という話が出たわけなんです。この屋形船がこの9月から再度始まるような話もちょっと聞いているんですけれども、せんだって、初日に申し込み受付というところへ1番で行ってみえたら、開いた途端つんでいるという返事が返ってきたということなんです。その市民の方は、税金が入っているかという……。 40 ◯委員長榊原康三) ちょっと杉浦さん、発言ですけれども、決算と別になると思いますのでご遠慮いただきたい。 41 ◯委員(杉浦正恒) 先ほどの観光事業の中の話ですので。 42 ◯委員長榊原康三) 実績ならいいです。 43 ◯委員(杉浦正恒) 実績じゃないです。それでは改めます。   150ページ以降になりますが、6款農林水産業費、1項3目の11節、13節、19節についてお尋ねします。  11節需用費の中で、区分3の食糧費90万 8,097円の内容を教えてください。  それから、続きまして13節委託料、区分10の産地拡大計画策定業務委託料 180万円の内容。
     それから、最後に19節負担金、補助及び交付金、区分2の補助金 1億 650万 4,733円の交付先と事業の目的をお願いします。 44 ◯農林水産課長 まず、第1点目の食糧費の関係でございますが、これの支出の主なものにつきましては米の生産調整による転作に伴います実行組合長さん、それと転作委員さんで、転作の 100%推進の実行を図るための具体的な説明会を各農協単位で開いております。それにかかる費用が主なものでございます。  それから、園芸産地形成の支援事業の関係でございますが、これの主なものにつきましては、これは西尾市の特産で花き産地の活力ある園芸産地として整備するためのものです。産地拡大計画策定委託料につきましては豊橋技科大学の先生にお願いをしてつくったものでございます。  3点目は、19節負担金、補助及び交付金の内容でございますが、一番大きなものは……。 45 ◯委員(杉浦正恒) いや、補助金の交付先と、それぞれの事業の目的を教えてください。 46 ◯委員長榊原康三) この際、暫時休憩いたします。                            午前11時00分 休憩                           ────────────                            午前11時10分 再開 47 ◯委員長榊原康三) 休憩前に引き続き会議を開きます。 48 ◯農林水産課長 先ほどの19節負担金、補助及び交付金の交付先及び目的の件でございますが、この中で一番大きなものは水田麦・大豆生産振興緊急対策事業補助金 6,720万 5,470円でございます。これの目的でございますが、今、国におきまして食糧の自給率の向上が叫ばれている中で、麦・大豆の生産を拡大しまして自給率の向上を図るための技術援助でございます。  次に、主なものとしましては、交付先は西尾市農協と福地農協で、麦・大豆を生産農家に農協を通して交付されるものでございます。  次に、憩の農園・バラ園整備事業の補助金が 1,800万円ございます。これは、交付先は福地農協で、物産の館並びにばらサミットの関係でバラ園の整備をいたしました、それの補助金でございます。  次に、農業近代化資金利子補給補助金 512万 7,495円がございますが、これは農業者のハウスだとか、耕運機だとか、そういった農業施設の近代化に対します利子補給でございまして、これは農業の振興を図るものでございまして、利子につきましては福地農協、西尾市農協を通してまして、実質的には個人が受益を受けるものでございます。  次に、新生産調整推進対策事業費補助金 670万円がございます。これは、平成10年度の米の生産調整の転作の推進を図るための補助金でございまして、交付先は福地農協、西尾市農協でございます。  以上が、主なものでございます。 49 ◯委員(榊原武示) それでは、お尋ねします。  成果説明書の97ページになりますけれども、農業振興費の15番、園芸産地づくり支援事業費 201万 6,360円がありますが、これは新規の事業であろうかと思いますが、実施されました内容ですね、何を実施され、その効果はどうあったか。また、今後はどうするのか、この3点をお伺いします。 50 ◯農林水産課長 この事業は平成10年度よりの2カ年事業でございまして、西尾市は花き生産では全国一の生産量を誇っているところでございますが、国内のみならず海外からの輸入の増加といった産地間競争が激しく、これに打ち勝てる園芸産地を育て上げるために実施をいたすものでございます。平成10年度では消費者ニーズに対応した高付加価値品の育成を図るための市場調査36カ所、消費者調査を主に販売店を中心に10カ所、集荷システムの先進地視察2カ所、コンサルに委託をいたしまして今後の経営戦略の経営等の指針の作成等でございます。  平成11年度につきましては、西尾市の鉢物を全国に紹介するためのインターネットを利用したホームページの開設、それと輸送にかかわる調査、さらには将来的にはコンピュータによります電子取り引きを念頭に入れた、一部市場のインターネット等による取り引きの試験実施等をいたしまして、足腰の強い園芸産地づくりをするものでございます。 51 ◯委員(榊原武示) 園芸といいますと、花き園芸並びに果樹園芸、野菜園芸等があると思いますが、今回の場合は花き園芸、西尾の場合だったらランが代表されると思うんですが、それを限定としてやっているということでしょうか。 52 ◯農林水産課長 今回の事業につきましては、ランだとか花き園芸で、鉢物、観葉植物等でございます。 53 ◯委員(榊原武示) 了解です。 54 ◯委員(広中利臣) それでは、6点お尋ねをいたしますので、2点ずつお願いをいたします。  まず 159ページ、6款2項1目林業総務費、区分13委託料20万円で、昨年は50万円の予算があって50万円組んでいるのに安くなった事情。成果説明の 100ページでは、カラス公害、ドバトは猟銃駆除を実施とあります。この辺の、スズメは減っていると思いますけれども、まだまだカラスなどは多いので、その減った事情。  それから 163ページ、6款4項1目土地改良総務費、区分11需用費、2の燃料費77万 330円で、予算は 209万 8,000円。また、昨年は 100万円余ありました。  また、6の修繕料につきまして 770万 5,666円で、予算では 450万円。昨年は実績として 448万 1,031円あったわけなんですけれども、この辺の事情をお知らせ願います。 55 ◯農地開発課長 決算書の 163ページの、11需用費の燃料費につきましては、排水機場が25機場ございまして、そのうち7機場でエンジンポンプによる排水をする設備がございます。そうした中で10年度は非常に少なくて、モーターを利用した排水処理をしておりましたので、大幅に予算減となったわけでございます。  続きまして、修繕料の 770万 5,666円につきまして大幅にふえているということですが、北浜排水機場が一色と西尾の境にありますが、ここのエンジンポンプの 2,000ミリのものが故障いたしまして、急遽補正をお願いして大幅に増額になったということでございます。 56 ◯農林水産課長 鳥獣対策事業で委託料が減ったのはなぜかということでございますが、当初予定しました網によるスズメの駆除を予定していたわけですが、委託先は猟友会なんですが、これがちょっと時期を失してやれなかったために減ったというのが実態でございます。 57 ◯委員(広中利臣) ありがとうございました。  それでは、次に 165ページ、6款4項3目農村総合整備費、区分13の委託料の中で、2測量調査委託料 198万 9,500円、予算では 600万円。また、区分15で工事請負費、1農村総合整備工事 999万 9,150円、予算では 600万円組んでみえまして、昨年はこれは 1,600万円余がありました。昨年は流用が多かったんですけれども、今年このようにかなり予算の変動がありますけれども、今年はどうなっているのでしょうか。  それと 169ページ、7款1項1目商工業振興費、区分13委託料の6本町駐車場管理業務委託料で 239万 9,410円。3月補正で 120万円減額されて、予算では 360万円だったわけですけれども、昨年は実績として 344万 4,870円と差額が 100万円余あるわけですけれども、その事情、原因をお知らせ願います。 58 ◯農地開発課長  164ページの農村総合整備費の中で、13節委託料でございますが、これにつきましては下町地区の集落道路設計変更に伴います測量設計の委託でございます。それと用地測量費、これは上町の道路の用地測量費でございます。15節の工事請負費につきまして主なものは排水路整備工事、今現在下町でほ場整備を実施しております排水路溝の整備工事です。それと、そのほか関連工事等でございます。 59 ◯商工課長 本町駐車場につきましては年々減ってきているわけでございまして、特にドミー等の大型店が減ってまいりまして、そういうことで金額的には非常に減ってきておりまして、この辺が今後私どもも検討していかなければならないということになりますけれども、撤退ということも考えてやっていくことになりますので、よろしくお願いします。 60 ◯委員(広中利臣) 先ほどお尋ねしました 165ページの工事請負費ですけれども、予算よりもふえているものについては、これは流用ではなくて補正予算でも計上されていいなと思うんですけれども、その辺の事情をお尋ねいたします。  それから 167ページ、7款1項1目商工業振興費、区分19負担金、補助及び交付金で駐車場事業をお尋ねいたします。  当初が 1,326万 6,000円で計上されておりまして、本年の予算でも減ってきています。その辺の事情はどのようになってみえますでしょうか。 61 ◯農地開発課長 どうも大変失礼をいたしました。予算の組み替えをさせていただきまして、議会認定を受けて執行したものでございます。 62 ◯委員長榊原康三) 今の駐車場の関係を、もう一遍言ってやっていただけますか。 63 ◯委員(広中利臣)  167ページ、7款1項1目商工業振興費、区分19の負担金、補助及び交付金のところだと思いますけれども、ページ数が違いますか。 64 ◯委員長榊原康三) 重複しておりませんか。 65 ◯委員(広中利臣) 先ほどお尋ねしたのは本町駐車場でして、もう1つ、駅東駐車場の駐車場だと思いますけれども。では、違う駐車場ですかね。 66 ◯商工課長 私どもが管理しているのは本町駐車場で、駅東の方はちょっとやっておりません。 67 ◯委員(広中利臣) 私も、今突然だったので駐車場の件はちょっとわかりませんので、また後で質疑いたします。  もう1点、先ほど藤村委員からもお尋ねがあったんですけれども、 170ページ、7款1項3目地域振興券交付費の区分11需用費、1番の消耗品費、また4の印刷製本費が予算よりも減って一部不用額になっておりまして、あとは繰越明許費の中にも入っているわけなんですけれども、これは継続して本年度までやりますので残っているものもあるわけなんですけれども、まず1点お尋ねしたいのは、これは国からの補助事業ですので、不用になったものは国へ返さなければいけないのかどうかということと、それから先ほど景気について商工課長の個人的な意見があったわけですけれども、これは総務庁が景気は上向いたという発表をしているにもかかわらず我が市はだめだったということですと、非常に我が市はこの振興券の取り組みが悪かったということになりまして、市長の責任も追及されるようなことを私は思うわけなんですけれども、その辺の市長のご見解を聞きたいと思います。 68 ◯商工課長 まず、振興券の件でございますが、大型店等については非常に効果があったと思っております。それから、個人店についてはまだ登録をされましても1件も出ていないお店がございますので、その点につきましては余り思ったほどの効果がなかったのではないかということでございます。  それから、今年度につきましては昨年の実績、使った分の 1,700万円ほどでございますけれども、それと振興券の 5億 1,500何余の2分の1が仮に来ているわけでございますので、11年度でそれを精算した数字が来るわけでございますので、決して返すとか、そういうものではございませんので、よろしくお願いいたします。原則 100%、国から来るということでございますので、お願いします。 69 ◯委員(広中利臣) 今、ご答弁がありましたように一部の限られた商店については利用がなかったので、景気は関係なかったと。全体的には、一部新聞発表では影響がなかった、むしろ悪いようなことを書いているところがあるわけなんですけれども、この地域に交付されました振興に当たっての、例えば印刷一つにしても地元で印刷してみえれば振興になっていたはずなんですね。この辺はどのように発注されたか、お伺いをしたいと思います。 70 ◯商工課長 確かに事業主等につきましては、大きなところにつきましては先ほどから言っておりますけれども効果があったのではないかなと、大型店とか、例えば印刷業者でも大きなところについては。ただ、個人の1人でやっているとか、数人でやっているようなところにつきましては、意外に振興券の支払いを見ておりますと少なかったように思いますので、参考までに私申し上げただけのことでありますので、決して効果がなかったということではありませんので、その辺よろしくお願いします。 71 ◯委員(牧野勝子) では、決算書の 152、6款1項2目8節報償費でございますが、大した金額ではないんですが、なかなか行政改革でいろいろなお礼事だとか、報償なんかも厳しく見直されておりまして、この謝礼の93万 4,967円はどういう内容であったか、1つお尋ねをします。  それから、 148ページには農業委員についての款・項がございます。農業委員会に出席をされていらっしゃる委員さんの出席率、多分高かろうと思いますが、いろいろ役付もありますので1人1人についてお尋ねしませんが、総体的な出席率をお知らせください。  それから 152ページの、6款1項3目8節の報償費についてもどういう使途であったかお尋ねをします。 72 ◯農林水産課長 3点目でございますが、農業委員さんの農業委員会への出席率の関係でございますが、詳しく統計はとっておりませんが、私がかわって4月から今までの出席状況を見ますと9割以上、ほとんど皆出席が続いてるのが実態でございます。   153ページの報償費の関係でございますが、これは国の定めに基づきます生産調整の転作田の確認を転作の推進委員さん、実行組合長さんに、それぞれ現地で確認をお願いしております、それに対します報償費でございます。  それと、農業総務費の中の報償費93万 4,967円につきましては、農政事務のお手伝いを実行組合長さんにお願いをいたしておりまして、実行組合長 148名掛ける限定の 5,000円が74万円。その他は一般の総会等、お祝い等の手土産が19万 4,967円。 73 ◯委員(牧野勝子) 先ほど、生産調整に係る現地の確認という方が 251万円の方ですね。そうしますと、こういうものも一応基準があって、大変ご苦労なことをやっていらっしゃってくださっているのは承知しておりますけれども、基準があってこういう報償費が払われていると思いますが、基準がありますでしょうか。  それと、2つ目に、今お答えいただいた方については少ない方の金額ですね、こちらにつきましても農家台帳などは地域の役の方が配布して集めてくださったりして、そういうお仕事をやっていらっしゃることは認識できるんですが、お祝いだとか手土産は余りよい傾向ではないように思えてしまうわけですが、それを出していく必然性がある内容なのかどうなのか、少しそこをご説明いただけますか。 74 ◯農林水産課長 それぞれ生産者団体は、一生懸命で農業をやってもらえる総会や各種会合があるわけでございまして、それにお招きをいただいた場合等、手土産を少し、実質的にはお酒を1本か2本持って出かけているのが実態でございます。これのよしあしの関係ですが、やっぱり生産者団体、農家と市との密接な関係を保つ上では必要ではないかと考えているところでございます。  それから、報償費の関係で、生産調整推進対策に伴います転作田の現地確認の関係の報償費が 177万 6,800円でございます。これも国からの補助金を充てているものでございますので、最小必要限度でお願いをしているものでございます。 75 ◯委員(牧野勝子) こういうものは現地に立ち会われたら1件というふうに数えて、時間とか何かは関係なしに、余り細かいことを私申し上げるつもりはないですが、ただ問題なんですよね。こういう枠があって、場合によっては飲んだり食べたりで終いといことがありますので、厳密に敵視はしませんけれども見ていく必要があろうかと思います。  その次に、成果表の96ページ、農家の担い手を育てていくということで、いろいろ施策はとられているんですが、いわゆる担い手といいますと、その条件というのは年齢で一応線が引かれているかと思いますが、それも含め農産農家、畜産農家、園芸農家、いわゆる担い手と言われている方は1けた台でわずかだと思いますが、3種に分けて10年度では何人いるでしょうか。 76 ◯農林水産課長 正確な数字はつかんでおりませんが、西尾市におけます専業農家の数で申し上げますと約 700名強だと思っております。  それで、担い手というのは将来農業を専業で、農業で生計を立てていくという方でございます。ちなみに、今、農業後継者育成事業等で県の指導によります認定農家というのがございます。認定農家の目標につきましては、年間の収入が 804万円を目標にしておりますので、めどとしてはそこら辺ではないかと思っております。  担い手の年齢要件につきましては、今は明確なものはございません。60歳でも農業をやろうという意思があって成果が上がっている方は担い手でございますし、年齢要件はないんですが、普通はお父さんが農業をやっていて跡取りが農業を引き継いでやって、認定農家に近い収入を上げていこうという跡取りさんが認定をする場合については、30歳から40歳の間が県の指導による認定農家の要件でございますので、そういうのは参考までにありますが、年齢的な要件はないという理解をいたしております。 77 ◯委員(牧野勝子) また後で農産、畜産、園芸について関係者のところにお尋ねに伺いますので、また数を出しておいてください。  その次に、決算書の 156ページ、6款1項6目13節特別管理産業廃棄物処理委託料が出ておりますが、これはどういう産業廃棄物で、どこが受託をされて処理をしているのかお尋ねをしたいと思います。  それから、 160ページ土地改良費の中にほ場整備や、それから小規模の農村整備事業というのがございますけれども、これは規模の違いがあるのか、補助率が県・国から違ってくるのか、少し内容をお知らせください。 78 ◯農林水産課主幹 6款1項6目家畜診療費の中の委託料でございますけれども、これは医療廃棄物、特別廃棄物ということで、年度初めに西尾浄化槽管理センターと契約しております。契約金額につきましては 3,360円という、重さで言いますと10キロぐらいまでのこん包箱でございますけれども、消費税込みで契約しておりまして、これが25個使わせていただいております。残り、ちょっと数字が半端になりますけれども、これは証明書代ということで、そちらの方から発行しておりますのが3通ございます、それを合わせた金額でございます。これは、数は限定されるものではございませんので、変動がございましてこのような数字になっておりますので、よろしくお願いします。 79 ◯農地開発課長 土地改良事業というものは面積とか補助率によって名称は違うのかということでございますが、大きく言いまして20ヘクタール未満のものと20ヘクタール以上のもの、もしくはそれ以上のものと、そういう段階的な基盤整備事業がございまして、そうした中でかんがい排水だとか農道整備、農村総合整備事業とか、いろいろございます。そして、補助金も国が出している補助金、それから県が単独で出している補助金、こういったまちまちのものがたくさんあるわけでございますので、もしよろしかったらまた担当課の方へ来てください。 80 ◯委員(牧野勝子) では、また伺います。 164ページ6款4項2目の17節公有財産購入費ですが 171万 6,117円と、区分24のところで報償費が出ておりまして、同額に近い報償費が出ております。どういう土地を購入されて、いかような補償がされているのかお尋ねをします。 81 ◯農地開発課長 公有財産でございますが、これにつきましては農道整備の関連で農道の用地買い上げ等で、件数は3筆の 58.05平方メートルでございます。それと、22節の補償金でございますが、これはNTTの電柱及び中部電力の電柱等移設費、それと個人の立木の移転補償費でございます。 82 ◯委員(牧野勝子)  165ページ6款4項3目農村総合整備費の7節賃金のところで、ほかにもございますが備考のところで人夫賃というのが出てまいりまして、これが普通この委託の中から賃金として払われたりするのがほとんどですが、ところどころに人夫賃というのが賃金という設定であらわれてくるわけですが、こういう方というのは市で雇用しているわけではないと思いますので、どこかの詰所にいらっしゃって頼んで来るわけでもなさそうですので、どういうシステムになっているでしょうか。 83 ◯農地開発課長 これにつきましては農道測量等の用地立会に個人の方が出ていただけるときの人夫賃だとか、それとごく少数の工事に材料支給で人夫賃としてやっていただける者を充てがっているものでございます。 84 ◯委員(牧野勝子) それでは、成果表の97ページにまいります。ここのところに市民農園が、市民に喜ばれている事業として12のところで掲載されてございます。これは前から言われておりましたけれども、市民農園は一度農園を借り受けられた方は自分で地力を上げるためにいろいろ有機物などを入れましても、年度がわりになったときに変わってしまいますととても残念だということで、引き続き使わせてもらえないかというご意見と、それから市民に公平にするという点で、切りかえていくという基本的な姿勢がございまして、今現況というのは、続けて使っていかれる方は同じところを所有していらっしゃるのではないかと思うんですが、その辺どのようになっているでしょうか。 85 ◯委員長榊原康三) 牧野さんにお願いしたいんですが、決算認定の関係になるべく絞っていただきたいんですけど。 86 ◯委員(牧野勝子) 今の運用状況なども決算を私どもが判断するときに重要な資料になりますので、よろしくお願いします。 87 ◯農林水産課長 借り入れ期間は1年間で、借地料は 5,000円でございます。自分で、当然施肥だとか農薬管理等をやっていただきますが、市が無償で堆肥等は年2回、現地で配付をいたしております。  それで、更新の関係ですが、実態は継続でやっていただける方がほとんどでございます。 88 ◯委員(牧野勝子) それでは、7款の方へ行きます。   109ページに、5各種団体等補助事業がございます。ここに12ほど補助事業の名目が出ておりまして、これの事業に対する補助金額を教えてください。  それから、2つ目に、そこにもございます法光寺内陸工業団地建設事業補助金、これは本会議場で問題にいたしましたが、何かお答えがぐちゃぐちゃとしてよくわかりにくかったわけですけれども、早い話、平成4年に関係事業団が買えなかった、この事情を再度お尋ねします。 89 ◯商工課長 成果説明書の 109ページでございますが、各種団体等補助事業ということで、まず生活学校補助金でございますが、決算額だけ申し上げます。 6万 4,800円です。それから西尾市商業共同組合補助金69万 7,000円、西尾たばこ販売促進事業補助金9万円、商工会議所補助金 202万 5,000円、中小企業相談所補助金 243万円、商業団体等事業費補助金、これは共同事業ですけれども 6万 8,000円、同じ商業団体等事業補助金、電灯料ですが 263万 6,000円、産業廃棄物処分事業補助金 243万円、まちづくりセンター設備補助金40万円、法光寺内陸工業団地建設事業補助金 1億 5,105万 9,080円、みどり川四九朝市組合補助金 350万円でございます。  それから、法光寺の関係でございますが、9月議会で部長が答弁したとおりでございまして、当時としては大きな事業でありまして最善の努力をしておりますので、ご理解いただきますようお願い申し上げます。 90 ◯委員(牧野勝子) 決算の委員会の審議のあり方が、とても一問一答で言ったことに答えを出すだけというふうになると物を申すのが言いにくいんですけれども、やっぱりどういうことで賛成、どういうことで反対ということで申したいのですが、法光寺の工業団地は当時の方は大変なご苦労をなさったということはわかるんですけれども、用地を確定もできないで事業を進めてしまうということは論外で、やっぱり私は市の顧問弁護士さんも使い、議員も使い、正しい世論をつくっていくことを、これからぜひおやりいただきたいと思います。  それで、随分の補助金がここで出ておりましても、これに一々分析を加えてどうのこうのという能力は今この瞬間にはございませんので、また担当課の方で少し説明をいただきに伺いますので、その節はよろしくお願いをいたします。  ほかに、地域振興券の発行に関しまして本会議場でもお尋ねしまして、先ほども論議が出ましたが、国が補助してきている補助というのは、例えば時間外などはきちんと補助されているけれども、今いる正規の職員がそのことに時間を随分とらわれて、その支出も潜在的にはあるということでしたので、その実態がどのようであったか、もう一度10年の確認のためにお尋ねをいたします。 91 ◯市長公室長 地域振興券の事業につきましては、先ほど商工課長がご説明しておりますように事業費につきましては全額国庫補助金が交付されます。ですから、市費の持ち出しは基本的にはないということでございます。  今、ご質疑がありましたように時間外の手当等は補助対象になりますが、平常時間に職員が仕事を行う人件費は補助対象外でございますので、その分が超過負担になろうかと考えております。この件につきましては、1月の臨時会のときにもご質問をいただいておりますが、そのときには超過負担は約 1,000万円ぐらいになろうかと思いますというふうに答弁しております。これは時間内の勤務の関係でございますので、どれだけ振興券のために勤務をしたかというのが非常に難しいので、 1,000万円か、それを少し超えるぐらいというふうにご理解いただきたいと思います。 92 ◯委員(牧野勝子) よくわかりました。ありがとうございました。  それでは最後ですが、四九朝市ですけれども、結構私もよく行きますが、活気を呈している日と、曜日によって違ったりしますけれども、この出店者で市内と市外で、市内の方が少なかろうという意見があるんですが、それをつかんでいらっしゃったらお答えいただきたいことと、特徴のあったときの人出なんかをつかんでいらっしゃったら、ほかのことは答えられてしまいましたので、わかっていたらお答えください。 93 ◯商工課長 出店者については随時、臨時でも受付をしておりますので詳しいあれはつかんでおりません。特に、お客につきましては中心市街地の方がかなり多くお見えになるということは聞いておりますけれども、よろしくお願いいたします。 94 ◯委員長榊原康三) 以上をもちまして、5款から7款についての質疑を終わりたいと思います。  この際、暫時休憩をさせていただき、午後1時から再開をいたしたいと思います。                            午後0時00分 休憩                           ────────────                            午後1時09分 再開 95 ◯委員長榊原康三) 休憩前に引き続き会議を開きます。  これより、8款土木費及び9款消防費についてご質疑を願います。 96 ◯委員(深津博也) 3点ほど、お伺いします。
     まず、成果説明書 124ページの緑化推進基金についてですが、10年度末の現在高が 1億 1,074万 8,000円余となっております。この緑化基金の設立年度と目標の設定額を、まず確認させていただきます。  それから、2点目は、決算書 184ページから 185ページ、8款5項2目13節委託料で、説明欄21の下水道変更事務委託料 1,533万円の内容についてをお伺いしますが、成果説明書では 121ページの内容が出ておりますが、もう少し詳しくご説明をいただきたい。  3点目は、決算書 186ページ8款5項3目公園費の13節委託料、 187ページの説明欄10の基本設計業務委託料 1,204万 3,500円とありますが、この設計の内容と全体の事業費をお聞きしたいです。  以上、3点お願いします。 97 ◯都市計画課長 緑化推進基金の設立年度は平成4年度、目標額は5億円でございます。  続きまして、 185ページの説明欄21の下水道計画の変更事務の委託の内容でございますが、公共下水道の計画的、かつ効率的な整備を行うためには現況を十分把握するとともに、社会情勢の変化に的確に対応しなければならないわけであります。今回の見直しは、現在あります平成12年度を目標に策定された基本計画を平成22年度を目標とした計画に変更するもので、処理人口、処理面積と、今までの実績から1日当たりの計画汚水量及び1人当たり1日に使う水量、これは汚水量原単位と申しますが、それらを見直すものでございます。  具体的に申し上げますと、目標年次は先ほど申し上げたとおり平成12年が平成22年、それから処理人口が 8万 7,100人から 9万 6,740人、それから日最大汚水量が 7万 9,475立米から 8万 566立米、それから汚水量の原単位でございますが、1日最大1人当たり 415リットルから 400リットルに変更をするものでございます。  続きまして、 187ページ委託業務ですが、まず設計の内容といたしましては岩瀬文庫の展示棟、収蔵庫の建設を機に図書館及び図書館駐車場、旧住友ベークライト跡地を含め、全体面積を現1.26ヘクタールから2.36ヘクタールとして一体的に整備を図ろうとするものでございます。  具体的には、展示棟周辺はできる限り杜のイメージを持たせた静かなゾーンとし、現在テニスコートのある場所を遊具等を備えた子どもの遊べるゾーンとする計画でございます。また、旧住友ベークライト跡地にはテニスコート2面と、憩いの場としての噴水、駐車場、これは20台でございますが、トイレなどをつくる計画でございます。現公園と旧住友ベークライト跡地の間に市道があるため、一体的な利用が図られるために車いす対応のペデストリアン・デッキで結ぶ計画をしております。  それで、全体事業費が約20億 4,200万円、そのうち公社の所有地であります旧住友ベークライト跡地用地の買い戻しが約 7億 4,000万円ほどでございます。整備年度は、展示棟の建設が平成13年度に完了の予定でありますので、引き続き平成14年度より整備に入ってまいりたいと考えております。 98 ◯委員(深津博也) 先ほどの緑化推進基金でございますが、目標設定額5億円に対してはかなりの隔たりがあるわけですが、目標額に達するまでの運用は考えていないのかどうか、その点をお伺いしたいと思います。  それから、2点目の街路整備事業の中の、ちょっと聞き漏らしたかもわかりませんが、1日当たり 415リットルから 400リットルに少なくなるような回答であったと思いますが、その点を1点、確認したいと思います。  それから、3点目の公園費の基本設計の件ですが、これは一般質問でも出されていたかと思いますが、この辺の市民の皆さんの意見というものが、どのような方法で反映されたのをお聞きしたいと思います。 99 ◯都市計画課長 まず、1点目でございますが、目標額に達するまで運用ですが、ご寄附をいただきました方々のご好意に報いるために、平成12年度より当該年度の利息相当額程度の運用を行ってまいりたいと考えております。  続きまして、2点目の下水道の関係の、生活汚水量を 415リットルが 400リットルということに対してのご質疑でございますが、 415リットルから 400リットルに減っております。これは、今までの実績から再度はじき直しまして行った数値でございますので、よろしくお願いをいたします。  それから、3点目でございますが、市民の意見につきましては、平成9年度に鶴城公園につきましては基本計画を策定し、10年度に基本設計の策定をしてまいったわけでございますが、平成9年度の基本計画策定時から有識者で組織されております西尾市のふるさとづくり懇談会の皆様方の意見を聞き、基本設計に反映をさせていただいております。 100 ◯委員(深津博也) 緑化基金の件ですが、12年度より利息相当額はどのぐらいか。  それと、実際の運用方法についてはどのようにお考えになっておられるのか、その点、1点お尋ねします。 101 ◯都市計画課長 お答えをいたします。  利息相当額は90万円ほどでございまして、当面は市の公共施設を対象に1本当たり6万円から7万円程度、これは成木でございます。高さは一応 3.5メートルほどで、目の高さあたりの直径が4ないし5センチメートルのものを考えております。 102 ◯委員(榊原武示) 決算書 188ページ、 189ページ、成果説明書は 120ページに当たりますが、8款5項4目市街地再開発費、13節委託料の中の備考欄4の市街地再開発事業推進業務委託料 3,205万 8,600円、これは駅西地区のものだと思います。まず、具体的な内容と、その成果はどうであったか、これをお聞かせください。  そして、そのうち 357万円がついておりますが、再開発事業の費用便益分析調査業務はどういうものなのか、まずこの2点お伺いします。 103 ◯都市整備課長 市街地再開発事業の推進業務、これは平成10年度は都市計画決定に向けての推進業務でございまして、成果説明の方にもありますように5項目にわたって委託をしております。  それで、その内容でございますが、権利者指導業務につきましては理事会だとか説明会等、必要な資料を提示しまして運営活動の支援に当たっていただきました。それから都市計画書作成業務、これが主になるわけでございますが、第1種の市街地再開発事業、それから都市計画道路の変更、それから防火地域及び準防火地域の変更、それから高度利用地区の決定、この4項目にわたって都市計画書の作成業務を行っていただきました。  それから、これに関連して関係機関協議用の資料作成業務があるわけですが、これは国、県、公安委員会等との協議の調整に必要な資料でございまして、当然調整に当たりましては協議をするときには業者にも行っていただいております。  それから周辺交通計画策定調査業務、これは交差点の交通量調査だとか西尾駅周辺の交通現況の把握、交通需要の検討、交通処理計画の検討、それから西口駅前広場の計画の検討、それから駐車場だとか駐輪場の計画の検討、こういうようなことを行いました。  それから公共施設の基本設計業務、これは道路設計だとか平面交差点の設計、それから駅前広場の設計、こういうようなものの平面図だとか標準断面図、横断図、交差点計画図、こういうようなものを作成いたし、道路管理者だとか交通管理者との協議を当然行ってまいりました。  以上のような業務を完了したわけでございますが、平成10年12月24日に市の都市計画審議会に諮りまして、平成11年3月24日の県の都市計画地方審議会でもご承認いただき、若干告示行為は遅れておりましたが無事終えることができました。これが再開発事業でございます。  次に、再開発事業の費用便益分析調査業務 357万円ですが、この費用便益分析は事業が実施される場合と実施されない場合の便益と費用を貨幣尺度で計測しまして、その計測された便益と費用を比較することによりまして事業の評価を行うものでございます。この費用便益分析における便益というのは、事業の実施によりもたらされる収益性の向上だとか利便性の向上、快適性の向上など、社会全体にとっての利益を指しておりまして、それから費用とは事業に供される土地だとか、労力だとか資材、環境などの社会資源すべてを指しております。これらの費用分の便益で費用便益費を出していくわけでございますが、いわゆる費用分の便益で割り返していきますと費用便益費が出るわけでございますが、この再開発事業につきましては補助の採択基準がございまして、 1.5以上クリアしなければ再開発事業が採択されませんという一つのハードルがございますが、この費用便益分析の業務では1.62という基準が出されておりまして、一応再開発事業の最低ラインはクリアできたということでございまして、本年度補助採択がされておりますので、よろしくお願いをいたします。 104 ◯委員(榊原武示) 今の2番目の、再開発事業の費用便益分析には基準がありまして、これが 1.5以上でないと採択をされない。やった結果、1.62あったということで理解してもよろしいんでしょうか。 105 ◯都市整備課長  1.5以上ということで補助採択基準をクリアしたということでございますので、よろしくお願いします。 106 ◯委員(榊原武示) それでは、次に3点ほどお願いします。  決算書 188、 189ページ。5目土地区画整理費、12節役務費で 8万 5,000円の不用額が計上されております。まず、その理由をお聞きいたします。  それから、次のページの、14節使用料及び賃借料の 2万 5,000円が丸々残っておりますけれども、その理由もお聞きいたします。  最後に、その2つ下の19節負担金、補助及び交付金の備考欄2、補助金の 8,700万円の補助内容で、これは多分土地区画整理の関係だろうと思いますが、完了の年度がいつごろになるのか、この3点をお願いします。 107 ◯都市整備課長 まず、12節の関係でございますが、これは平成10年10月21日に鶴城と多茂ノ木両地区の区画整理組合が設立されまして、連合会館を事務所として利用していただけることになりました。その分の電話料金の交付が不用となったためでございます。  それから、14節の使用料及び賃借料の 2万 5,000円が当初計上し、そのまま残ってしまったということでございますが、この理由につきましては平坂東部の区画整理事業の推進に伴いまして、私ども説明会を平成9年度で町公民館を使いまして行ってきたわけでございまして、それを想定して予算要求をさせていただきましたが、地元とのいろんな調整の中で連合会館ですべて行えましたものですから、これが全額不用となったということでございますので、よろしくお願いをいたします。  それから、19節の補助金の 8,700万円の関係でございますが、これも今言いましたように鶴城と多茂ノ木の土地区画整理組合の補助でございまして、まず最初に鶴城の土地区画整理組合からご説明を申し上げます。補助金 5,700万円でございますが、これは鶴城の調整池の築造費と公園緑地の用地費の補助でございます。それから、事業完了年度は一応平成14年度末を予定しております。  次に、多茂ノ木の土地区画整理組合でございますが、補助金が 3,000万円でございまして、これは水路築造費、それから緑地の施設費の補助でございます。事業完了年度は平成12年度末を予定しておりますので、よろしくお願いを申し上げます。 108 ◯委員(杉浦正恒) それでは、3点お願いします。  決算書の 190、 191ページ5目土地区画整理費、補正予算 900万円について説明願いたいと思います。  それと 194、 195ページ8款6項1目の20節扶助費、区分1の身体障害者住宅改善資金 149万 7,150円の需要状況と今後の対応についてお願いします。  それと、最後の3点目ですが、 200、 201ページ、これは成果説明書の 129ページですが、第二期住崎団地建替工事についてですが、この建築工事を成果説明書を見ますと 1億 4,833万 7,000円。以下、電気設備、給排水衛生設備、外溝工事と、その他下の方に擁壁と、 1,000万円以上で結構ですので、この工事の建設後の保証期間をお知らせください。 109 ◯都市整備課長 ちょっと聞き漏らしましたが……。 110 ◯委員(杉浦正恒)  900万円の補正予算の関係。 111 ◯都市整備課長 申しわけございません。これは補助金の関係で、3月補正で逆に 300万円カットさせていただいておりまして、その金額と委託料で 1,200万円補正をしております。この差し引きで 900万円ということでございまして、この 1,200万円につきましては土地区画整理事業の今から立ち上げていくところの調査をする9カ所につきまして9月補正をさせていただき、国庫補助をいただきながら調査をしたものでございますので、よろしくお願いします。 112 ◯建築課長 助成をした件数は5件であります。対象といたしましては、身体障害者住宅改善費助成事業実施要綱によりまして、住宅改善を行う身体障害者に対して必要な改善費を予算の範囲内で助成をしております。この事業の助成額でございますが、改善工事に要した額の範囲内とし、またその限度額は30万円となっておりますので、よろしくお願いをいたします。  それから、次に住崎住宅の二期工事でございますけれども、予算書では10年度の支払いが 1億 4,833万 7,000円となっておりますが、契約を平成9年度に行っておりまして、これは2カ年計画で行っております。契約は 1億 5,750万円で、そのうち9年度は 5.8%の支払いということで 916万 3,000円の支払いを行っております。それで、10年度は残りの94.2%の工事費ということで、ここに書いてございます建築工事は 1億 4,833万 7,000円ということでございます。  保証の期間でございますけれども、契約約款にうたっておりますように堅固なものは2年、その他は1年となっておりますので、よろしくお願いをいたします。 113 ◯委員(杉浦正恒) それでは、再度質疑をさせていただきますが、住崎住宅の場合、建築工事は今2年ということを言われたんですが、その施工業者は本年6月に倒産したということを聞いているわけです。それに補てんするものというのは何かあるわけですか。 114 ◯建築課長 住崎住宅の請負業者は倒産しておりません。 115 ◯委員(杉浦正恒) 失礼しました。幼稚園と間違えていました。 116 ◯委員(三ッ谷幸夫) まず、決算書の 178ページ、3項河川費についてお尋ねをいたします。補正予算で 8,524万 1,000円という大きな減額がされておりますが、この経過についてまずご説明ください。  それから、この河川費の大半は矢作川の河川環境整備事業の桜づつみモデル事業だと思いますけれども、13節委託料のうち工事委託料 4,585万 9,800円の内容と、どこへ委託されたのかお尋ねをいたしたいと思います。  また、この桜づつみモデル事業には国費や県費は投入されているのかどうか。もしも入っているとすればどれだけ入っているのか、まずこれについてお尋ねいたします。 117 ◯土木課主幹 補正額の 8,524万 1,000円の減額の主なものは、先ほど委員からお話がありました桜づつみの予算が最終年度により減額になり、それが主な原因でございます。  それから、桜づつみのところの工事内容でございますけれども、最終年度でありまして、主な内容は河川土工とか護岸工、道路土工、擁壁工、ブロック積み工等をやりました。  それから、13節委託料の工事委託料 4,585万 9,800円は建設省の方へ委託をし、工事を施行しました。  それから、この事業でございますけれども、国費だとか県費の補助対象にはなっておりません。起債の対象になります。 118 ◯委員(三ッ谷幸夫) 今、国費や県費は投入されていないという話ですが、矢作川の堤防の補強ですとか、あるいは矢作川の河川環境の整備ということがありますので、これは意見ですが、これはまだ続く事業でありますので要望していただきたいということと、それから今、国費や県費は入っていないということなんですけれども、では矢作川右岸の碧南側はもう既に済んでいるかと思いますけれども、ここにも国費や県費は入っていないのか、碧南市は単独でおやりになったのかどうか、これをお尋ねいたします。  それから 194ページ、8目特別会計繰出金についてお尋ねをいたします。  公共下水道特別会計の方へ11億 9,112万 3,000円という、大変大きなお金が出されているわけであります。なぜ、こういう金額になったのか、この繰出金の算定基礎についてご説明をいただきたいと思います。 119 ◯土木課主幹 対岸の碧南市で桜づつみ事業を実施されておりますけれども、碧南市の単独事業で施行されました。 120 ◯下水道課長 繰出金は歳出の合計、予算で説明しますと事業費、公債費、予備費から歳入の合計、分担金、使用料、県支出、諸収入、起債を差し引いた場合が繰出金となるものでございます。この繰出金につきましては、地方公営企業繰出金についてということで、自治省財務局長より、他会計で繰り出すのにはある程度繰り出し基準というのがありますが、この中には繰り出しの基準に基づくもの、基づかないものというものがありまして、当然、建設を拡大していくときには基準に基づかないものがたくさん含まれているのは承知しております。よろしくご理解をお願いしたいと思います。 121 ◯委員(三ッ谷幸夫) 了解。 122 ◯委員(牧野勝子) 8款6項1目の建築総務費ですが、住宅を建設されておりますが、この10年度中の平均待機者、その期間、それぞれの住宅についてお尋ねをしたいと思います。  それから、また募集時の平均倍率はどのようになっているでしょうか。  それから、2目13節委託料のところで管理委託が出されておりますが、この内容を少しお知らせください。  それから、15節工事請負費もついておりますけれども、さっきどなたかもお聞きになっていたように思いますが、下水の状況やトイレの整備などについてもお尋ねしたいと思います。  それと、駐車場問題というのが最近、県営も市営も発生してきておりますが、それぞれの市が今つくっている住宅について、駐車場というのは大体1世帯1車ずつでついているでしょうか、その辺の現況をお知らせください。 123 ◯建築課長 この1年間の退去者の数だと思いますけれども、特に10年度は多くございまして70件ほど退去がございます。  それと、総務費の委託料でございますが、まず遊具の点検で20万 1,285円、それとテレビの受像施設で55万 5,450円、それから高架水槽の清掃で62万 2,650円、それと宮浦の給水加圧ポンプ点検で42万円、それと消防用設備器具の点検で29万 5,891円、それとポンプ室の点検で12万 7,050円。次に、樹木の管理委託で31万 9,675円、最後に住崎住宅の浄化槽の保守点検で17万 6,094円でございます。  最後の駐車場は、ご存じのように古い住宅は駐車場はございません。住宅の建てかえ時に、最低1戸に1台の駐車場を確保しております。場所といたしましては、犬塚住宅、それとせんだってつくりました住崎住宅でございます。 124 ◯委員(牧野勝子) お答えをいただいた部分と残っている部分がございまして、6項1目の建築総務費の方では、待ち時間、わからなければまた後で聞きに行きますが、期間、それと募集時の平均倍率をお尋ねしておりました。  それから、13節委託料の方で管理委託の内容、先ほどおっしゃられたのは工事請負の中身ではないかなと思うんですが、管理委託の内容を私が聞き漏らしたのでしたら結構ですけれども、もう一度お願いします。 125 ◯建築課長 すいません。住宅の入居者の待機ですけれども、今年は非常に空きが少ないということで、今、待機が11件になっております。  それと、先ほど言いましたのは委託料の関係でご説明いたしましたけれども、工事費ですが、まず蔵屋敷住宅等、古い木造住宅の解体工事ですけれども、これが21戸行いまして 966万円。それと、父橋住宅の排水設備改修工事は 2,104万 4,250円。同じく、室場住宅の排水設備改修工事で 581万 3,850円。それと、中野郷住宅の遊園地の擁壁改修工事で 108万 6,750円でございます。あと、住宅修繕工事ということで、これは23団地住宅があります。4月に管理人会議を行いまして一斉に修繕申請を出させまして、それに基づく改修や返還が出ますと、我々の方で調査しまして直して次の方を入れるという工事でございまして、この合計が 2,202万 8,951円の、工事といたしましては大きく分けました5つでございます。 126 ◯委員(牧野勝子) では、先ほどお話くださったのが委託料の内容で、今お話いただいたのが工事請負費の中身ということでよろしいですね。  失礼しました。その前に、待機者のことをお聞きしたときに70件というふうにお聞きしたんですが、今11件というふうに言われたように受けとめましたが、待機者は11件で、としますと平均に待機して待っている期間がわかりましたらお知らせいただきたいのと、細かいことでわからないことがあればまた伺いに行きますが、住崎などは募集したときの平均の倍率わかりますか。その2点、お尋ねします。 127 ◯建築課長 すいません。先ほど、待機の70件と言ったのは10年度の返還者でございます。間違いでございます。  それと、住崎住宅の倍率でございますが、すみません。ちょっと資料を持っていませんので、また後ほど。 128 ◯委員(牧野勝子) 決算書 172ページの、8款1項1目8節報償費ですが、ここに謝礼と報償金が出ておりますが、この内容を細かいことですがお知らせください。  それから、2つ目に、 176ページの8款2項2目17節用地購入費ですが 2億 1,700万円、先に説明があったかもしれませんが、これは面積と価格と件数をお知らせください。 129 ◯土木課長 それでは、 173ページの報償費の関係でございますが、10年度に北浜水門の竣工式を行ったときの記念品代といたしまして15万 7,500円、それからいろいろな県陳情ですとか国への陳情、そういったときに若干の手土産等を委託しまして 4万 5,600円でございます。 130 ◯土木課主幹 先ほど 176ページ、 177ページの17節公有財産購入費の 2億 1,764万 5,603円の中の面積と価格ということでございますけれども、成果説明書の 116ページのところにございますけれども、ここには面積まで書いてありますけれども買収の価格を申し上げます。上町道光寺線の路線名で、買収価格が 8万 800円。それから、その2つ下ですけれども10年度分も同じ金額でございます。それから、西川線のところで繰り越し分の2筆、258.08平方メートルは、平米当たり 7万 4,200円。1つ飛んで用地買収1筆ということで、10年度分の221.88の平方メートルは平米当たり 2万 5,500円です。それから、寺後線の下のところに下矢田徳永1号線がありますけれども、ここのところの面積は108.87平方メートルで、価格は 9万 9,500円。その下の戸ケ崎線のところは 145平方メートルで4万円でございます。それから、亀沢神下線のところで用地買収2筆の面積 129.6平方メートルは、平米当たり10万 6,100円でございます。それから、下から2行目のところの善明23号線は8筆で、面積909.87平方メートルで単価が 1万 2,200円から 1万 8,000円です。それから、矢曽根南部3号線のところは2筆で、面積414.01平方メートルで 3万 4,200円です。  それから、あと寺津2号線のところで、公社に買い戻しということで6筆で548.10平方メートルで、買収価格はその当時8万円です。それから、その下の寄住矢曽根線の1筆、 32.54平方メートルは平米当たり31万 7,700円です。それから、一番最後の下の富山下矢田線のところで公共補償の関係で3件、面積は121.11平方メートルで、平米当たり11万円でございます。 131 ◯委員(牧野勝子) それでは、私、幾つか公有財産購入費を書き出しておりましたが、ここに数字を入れていけばわかることですので、そのことは後で担当の課の方にお尋ねに伺いたいと思います。  それで、次に、さっきの市街地再開発事業、成果説明の 125ページ、下の3のところにございます事業ですが、実勢価格がこれからどんどん下がっていくということがございまして、この3筆については同じ単価になっているか、そして実勢価格とのギャップは今の時点では、10年度ではないか、どのようにお考えになっているかお尋ねします。 132 ◯都市整備課長  125ページの3でございますが、花ノ木3丁目25につきましては平米単価が30万円、それから花ノ木3丁目42が20万 5,000円、それから桜木町3丁目31が26万 7,000円。これは開発基金で購入して、それの買い戻しをしたものでございますが、今の実勢価格とどうかということでございますが、比較をすれば当然安くなっているということはわかっておりますが、毎年数パーセントずつ下がっているということはご承知のとおりでございますが、これはその当時、再開発事業のために購入したものでございますので、そのギャップは当然出てきてもやむを得ないかなということで理解をしておりますので、よろしくお願いします。 133 ◯委員(牧野勝子) 今、申されたこの数字は現在の実勢価格を述べてくださったんですね。  それで、せっかくですので、もう1つお尋ねをします。  今度は決算書の方で、 182ページにあります8款5項1目の8節報償費、報償費にこだわるわけですが、これの場合の謝礼。これは金額もそう大したことはないですが、どのようなものであったでしょうか。  それから、もう1件、同じく8款5項2目13節、備考5の物件査定業務委託料、これはどこにどのような委託をなさったのか。 2,000万円からの委託料ですので、ご説明ください。 134 ◯委員長榊原康三) 質疑の途中ですが、この際、暫時休憩いたします。                            午後1時58分 休憩                           ────────────                            午後2時10分 再開 135 ◯委員長榊原康三) 休憩前に引き続き会議を開きます。  答弁を求めます。 136 ◯都市整備課長 この土地につきましては、土地開発公社から買い戻しで、当時買った金額でそのままを買い戻すということでございますので、よろしくお願いします。
     実勢価格につきましては、その当時の5掛けから6掛け程度であろうかと思いますので、よろしくお願いいたします。 137 ◯都市計画課長 それでは、 182ページの8節報償費 4万 4,500円につきましては各種勉強会の講師の手土産並びに先進地視察の謝礼等でございます。 138 ◯土木課主幹  182ページの委託料のところの、備考欄5番の物件査定業務委託料 2,138万 5,050円の内容は、委託件数といたしましては17件、主なものを申し上げます。街路西尾新川港線の物件調査業務委託が 1,153万 1,100円で、東海開発コンサルに委託しました。あと、物件の再積算、それから西尾駅東線につきましても物件調査を3件、それから中町通線のところで物件調査業務ということで5件です。 139 ◯委員(牧野勝子) この前のパルスイミングのこともありまして、この物件査定は同じところに査定を出されていらっしゃるかどうか。  それから、先ほどの成果説明の市街地再開発事業ですが、結構実勢価格がどんどん下がる、ギャップが発生してくるわけですが、土地開発公社が買ったというのは、これは何年前、いつの時点でお買いになったものでしょうか。 140 ◯土木課主幹 この物件調査積算の方ですけれども、積算の大きな金額につきましては指名競争入札で行っております。 141 ◯都市整備課長 花ノ木3丁目25につきましては平成元年10月。同じく3丁目42は平成元年12月でございます。それから、桜木町3丁目31につきましては、平成8年6月でございます。 142 ◯委員(牧野勝子) 先ほどの物件の方にこだわりますけれども、これは大きい金額については指名競争だということで、結果的に全部同じところが落ちたということはないですか。確認しておきます。 143 ◯土木課主幹 落ちていません。 144 ◯委員(牧野勝子)  184ページ、これはさっきの土地の関係ですので、また一覧表に埋めさせていただければよいと思います。   174ページに少し戻りますが、8款2項1目7節賃金です。先ほど来から人夫というのが備考の欄にございまして、地元の方たちにご協力いただくなどというご説明もいただいたわけですが、これはいささか人夫の金額が大きい事業ですので、これはどういう事業であったかご説明ください。 145 ◯土木課長 特に道路維持補修につきましては、市道の認定路線が 3,570本ほどございます。その中を業者でお願いするものもございますけれども、特に地元の町内会に草取り、あるいは原材料を支給いたしまして直接地元の役員さんでそれを敷きならしていただくというものが道路維持補修の賃金の中には多くございます。 146 ◯委員(牧野勝子) そうしますと、この人夫賃というのは1事業ではなくて集積された金額で載っているということで、大きいのはないでしょうか。 147 ◯土木課長 委員ご指摘のとおりでございまして、大きなものはございません。 148 ◯委員長榊原康三) 二、三点まとめて言ってくださいね。 149 ◯委員(牧野勝子) 3点まとめて、多分これで終わりたいと思います。   184ページの8款5項2目13節ですが、先ほど来から計画変更というのがどなたかもお聞きになっておられますが、私も昨年の決算のときにもこの委託料のところで基本設計というのが出ていて、また今年になったらこういう計画の変更が出てきたりするわけでありまして、とりわけここの欄ですと都市計画の変更、それから都市計画道路の変更、一々変更でこんなにたくさんの委託料を払っていくということで、毎年変更があったり基本計画が変更があったりするということもおかしな話だと思うんですが、下水道のことはさっき説明を受けましたのでわかりました。この9と17の変更内容というのがたくさんの委託料を払っておりますが、どのようなものでしょうか。  それと、まとめて3点聞くと言っておきましたので、 182ページ街路樹木の維持管理の委託ですが、これはたまたま私が道路を走っておりまして、似たような業者が今だと台風に備えてですか、街路樹の伐採をやっていらっしゃって、この委託というのは随契みたいになっているのかどうなんでしょうか、お尋ねをいたします。  それから、もう1点、先ほどの石川課長さんの方から市街地再開発の効果を調査して、効果ありだということで都市計画決定が国・県の方で了解されてきたということがありましたので、その効果が 1.5とか1.62とかいう数字が出ておりましたが、議会の方に公表していただけるかどうか、その3点をお尋ねします。 150 ◯都市計画課長  185ページの委託料の備考欄9でございますが、都市計画変更事務委託料につきましては5年に1度ずつ都市計画の見直しを行うわけでございまして、平成7年度に見直しがされております。それで、平成12年度が見直しの時期でございますが、その間に平成7年に見直し後、8年から12年までの間に何種類かの調査を行います。例えて申しますと、人口の状態だとか、それから建物の状況だとか、道路整備の状況だとか、いろんなことも調査がございまして、毎年その5年間に分けて調査をするものですから、毎年そういった調査の項目が出てまいりますので、よろしくお願いをいたしたいと思います。  それから、同じく17節の都市計画道路の変更委託でございますけれども、これにつきましては都市計画道路の安城一色線の都市計画の幅員の変更を行うための必要な図書の作成業務ということで、名豊の安城西尾インターチェンジから衣浦岡崎線までの延長 7.4キロメートルにつきまして都市計画変更の図書の作成を行ったものでございますので、よろしくお願いをいたします。 151 ◯土木課長 それでは、 183ページの街路事業費の13節委託料でございますが、特に備考欄3の街路樹維持管理事業につきましては、平成9年から都市計画道路の街路樹の維持管理も行っております。そういった意味で市内を2つに分割いたしまして、それぞれ造園業者に発注をいたしております。  その他といたしまして、街路、特に先行で用地取得しました土地につきまして、どうしても雑草等が繁茂しますので、これらをシルバー人材センターの方へお願いして草刈り等を行っていただいております。 152 ◯都市整備課長 市街地再開発の、いわゆる再開発事業の費用便益分析の調査内容について公表するかしないかということだと思いますが、これを公表するとかしないとかという問題ではなく、これをやったことによって補助採択基準に合致するかしないかということでございますので、また私どもの方へ来ていただければ資料につきましてはここにございますので、また見ていただければありがたいと思いますので、よろしくお願いします。 153 ◯委員(牧野勝子) さっきお尋ねしましたことの中で、街路樹の整備、今刈り込んでいらっしゃいますけれども、これはたまたま業者が似たような顔の人が同じようなところをやっていらっしゃるので、これはその人たちが優先的にやっていらっしゃるのか、たまたまそうじゃないのか、ちょっとお尋ねをしたいのです。  それと、もう1点、道路維持管理全体の款・項・目・節余りこだわりなく聞きたいことですが、前も議会でも聞きましたけれども、大変優秀な係長さんを初め、係員さんがやっていらっしゃるけれども、過去に上がってきた事例で積み上げてきた実績があるけれども、前年度と同じ内容のことを今年の町内会長さんがたまたま申請をし忘れていたというようなときには、全部のことを係の人が覚えているわけにはいかないので、前からの実績を積み上げていくという点で、そういうシステムをとっていかれると落ちこぼれがないと思いますけれども、その辺のお考えをただして終わります。 154 ◯土木課長 私どもの維持管理業務につきましては、すべてこれは造園業者に入札でございます。  委員ご指摘のとおり、これは県土木も数多くの路線を持っておみえになりますので、造園業者は限られておりますので、恐らく県土木の方とごっちゃで見ておられるのではなかろうかと思います。  本会議でも部長が答弁いたしましたとおり、私ども要望につきましては、特に緊急性、あるいは危険が高いものはどうしても即対応しなければなりません。  したがいまして、経過年数、これは余り考慮に入れておりませんし、それから町内会長さんによりまして、例えば昨年は要望が4番目か5番目に載っていたにもかかわらず、今年度の町内会長さんはすべてそれが消えてしまう場合がございます。そういった面がございますので、特に公平性も考慮しながら、特に危険度の高いものから先行しておりますので、ご理解をいただきたいと思います。 155 ◯委員(牧野勝子) 今の町内会長さんに経由して出す要望ですけれども、これはやっぱり町内会長さんとウマが合う人と合わない人が町内の中にもいらっしゃるんです、実際。だから、私の町内でもあるAさんという人が町内会長さんのところに……。 156 ◯委員長榊原康三) 決算認定と関係ないんですが。 157 ◯委員(牧野勝子) だから、そういう内容があるので、町内会長さんの資質にもかかわる問題です。地元の方はよく知っていらっしゃいますけれども。だから、そういう配慮が、科学的なデータを持っていればありがたいと思いますので、ちょっと言っておきます。 158 ◯委員長榊原康三) 意見ですね。 159 ◯委員(深津博也) 3点、お伺いします。  成果説明書の 127ページの6目都市下水路費、2番の都市下水路事務費で翌年度繰越額が 795万 7,000円あります。どのような事業内容か説明をいただきたい。繰り越しをした理由と、その事業内容。  それから、決算書の 193ページ、17節公有財産購入費において不用額が 1,000万 949円となっていますが、不用となった理由、内容についてお聞かせいただきたい。  それから、3点目は、決算書の 193ページ、13節委託料の中で、備考に4番都市下水路水質調査委託料とあります。どのようなことをやられたのか、内容説明をいただきたいと思います。 160 ◯下水道課長 成果説明 127ページの繰越額 795万 7,000円でございますが、これは県へ負担金として支払うもので、寺津東部雨水幹線はうちの雨水幹線でございますが、この取りつけたところを寺津の刈宿橋改修工事に合わせて合併施行、通常アロケといいますが、これにて施行していただいて、その工事費の代金を負担金として支払うものでございます。最終的に県から 2,581万 6,875円来たわけでございますが、このうち 1,200万円が前払い金、それから工事のできた分だけ払うという概算払いで 585万 9,875円、それで繰越額としましては 795万 7,000円ということで、県からこういうふうに契約してやっていくわけでございますが、このようにある程度文書で来ますので、これに対応して予算措置したものでございます。よろしくお願いします。  それから、 193ページの公有財産の不用額の件でございますが、これは一般都市下水路で、西尾市中畑町地内の宮東というところで45平方メートルほど用地を買うということで、よその一般下水路も用意したわけでございますが、これは話がつかなくて不用となったものでございます。  それから 193ページ、委託料の中の4番都市下水路水質調査委託料 165万 1,650円でございますが、宮浦下水路の水質調査委託料で、これは昭和63年に都市下水路雑排水対策モデル事業として整備を行ったもので、引き続き水質調査をやったものでございます。 161 ◯委員(深津博也) 今、お答えいただいた宮浦下水路の件ですけれども、水質調査の委託料ということで、どんなチェック項目か。それと、今後のチェック間隔というのはどのようにやれたのか、合わせてお聞きしたいと思います。 162 ◯下水道課長 項目につきましては、6項目あります。ペーハーとかBOD、SS、窒素、リン等でございますが、これらは下流のところで、れきの下流とBゾーン、Cゾーンというのがあるんですが、そこの最下流で清掃をした前後3日間、調査したものでございます。 163 ◯委員(深津博也) このようなチェック間隔というのは定期的に決まったものでやられるのか、その辺だけ1点。 164 ◯下水道課長 1年に1度やるということでございます。よろしくお願いします。 165 ◯委員(近藤 昇) 5点ほどお願いしたいわけですけれども、まず2点を先にお伺いいたしますが、決算書の 173ページ、8款土木費、1項1目土木総務費の14節使用料及び賃借料のうち備考欄3敷地借上料と、 185ページの8款土木費、5項2目街路事業費の14節使用料及び賃借料のうち備考欄3敷地借上料、以上2件について、その内容をお聞かせいただきます。  2点目は、決算書 181ページ、8款土木費、4項1目港湾管理費、15節工事請負費は9年度決算と比較すると大幅な減額となっているが、その要因は何か。この2点を、まずお尋ねいたします。 166 ◯土木課長 それでは、14節のうち敷地借上料でございますが、まず道路改良の関係では平坂75号線を、平坂のバスの終点駅がございますが、その国道から平坂港の荷揚げ場へ通じる道路で、これの借地料が76万 7,473円、面積にいたしまして463.23平方メートルございます。  それから、もう1路線が市道戸ケ崎線、これは市街化区域と調整区域の境目で、市街化区域につきましては非常に高いところにございまして、低目にいきますとどうしても法が必要となります。この法部を借地いたしておりまして、面積にいたしまして724.58平方メートルで、借地料といたしましては18万 7,301円でございます。  それから、次に 185ページの街路事業費、14節の説明欄3の借地料でございますが、これにつきましては都市計画道路の巡環線、これは県道でございますけれども、昔は市道でございました。桜町地内の法部の借地、それから今川町におきまして、今現在、県道幡豆線とT型に交差するところに隅切りがございますが、そこの借地料合わせまして面積が113.05平方メートルでございまして、借地料といたしまして19万 6,624円でございます。 167 ◯土木課主幹  181ページの、15節工事請負費が9年度と比較すると減額になった理由ということでございますけれども、平成10年度は海岸保全施設整備事業ということで国庫補助事業の認定申請を行いましたけれども、事業採択は受けれなく事業を休止しました。今後は、国庫補助採択を受けるために要望してまいりますので、よろしくお願いいたします。 168 ◯委員(近藤 昇) 2点目の、港湾管理費のことで再度質問させていただきますけれども、今の説明によりますと事業の全面採択がいただけなかったということですが、本年9月議会でも同じ理由で大幅に補正で減額をされているわけです。ご案内のように13号台風等々で港湾関係の堤防が大きく決壊したわけでありますけれども、その修復に当たって堤防の前面をコンクリートで覆ったような築堤がされているわけです。短期間のうちに修復したものですから、コンクリート下の土盛りした部分が自然鎮圧をして空洞化している部分が、これは海岸線もかなりあるということを私ども県の方からも聞いているわけですけれども、当然これも港湾の関係に影響があるだろうと思うわけです。このように採択を先送りされているということについては、西尾市内の港湾関係の堤防の地盤沈下の程度はまだ低いということで、さして心配はないというような思いを相手方が見て、そういう意味で先送りされているのか。そうであるとすれば、いささか安心ができるわけですけれども、その辺の感触はどうでしょうか。 169 ◯土木課主幹 今、ご指摘のような事業採択が得られず、平成10年と11年度は事業実施を見送りました。それで、海岸堤防については、寺津漁港の方の海岸の前面部分については補強工事が終わっております。今、私どもが申請をしておりますのは、堤防の裏法面の補強工事ということで補助申請をしております。先ほど委員ご指摘のように、空洞化の方も起こっていると思いますけれども、前面が第1次ということで矢板を打ちまして補強がしてありますので、前は大丈夫だけれども裏はこれから補助申請をして国庫補助を受けていきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。 170 ◯土木課長 先ほどの総務費の借地料の中で、私、今年度の借地料を申し上げてしまいましたので、謹んで訂正をさせていただきます。  面積は変わりございませんが、平坂77号線に関する借地料が77万 5,241円でございます。それから、戸ケ崎線の法部に関連する借地料が32万 8,168円でございます。 171 ◯委員(近藤 昇) 3点ほどお尋ねをしたいと思いますが、成果説明書 131ページ、9款消防費、1目常備消防費、3の消防職員研修事業のうち救急救命士の資格取得についてお尋ねをいたします。  現在、当市には何名救急救命士がおり、将来、何名まで取得させる予定がありますか。また、救急救命士はどのようにして救急業務に携わっているか、このことについてお聞かせをください。  2番目といたしまして、やはり成果説明書 131ページ、9款消防費、2目非常備消防費、2の自主防災組織活動事業で山下町地区に市民消火隊1隊結成とあるが、これで市内には市民消火隊が何隊になったのか。また、今後、何隊結成をしていきますか、その点お尋ねをいたします。  3点目といたしまして、これも成果説明書の 132ページ、9款消防費、3目消防施設費、1の消防施設整備事業で 100トン級1基及び40トン級3基の防火水槽の消火栓4カ所を設置とありますけれども、当市の防火水槽、消火栓及び耐震性防火水槽の数と今後の設置計画を教えていただきたい。 172 ◯消防署主幹 現在、消防署におきましては5名の救急救命士がおりまして、本署に3名、西分署に2名配属しまして救急業務に携わっております。  それから、将来の救急救命士の資格取得についてでありますが、今年度この10月に東京の研修所へ1名派遣することが既に決まっております。そして、来年度以降においても毎年1名ずつ研修派遣する予定であります。  次に、救急救命士の任務は高規格救急車の最新医療器具を使って応急処置を施し、救命率のアップを図ることが大きな使命であります。このことから救急救命士の資格者につきましては、救命処置の高度な技術をせっかく身につけてきたわけでありますので、今後も西尾市民病院などの協力によりまして月1回程度の勉強会や研修会で救命技術の錬磨に励んで、複雑多様化してきた救急業務に備えていきますので、よろしくお願い申し上げます。 173 ◯予防防災課主幹 自主防災組織である市民消火隊につきましては、昭和53年より結成いたしまして、現在のところ17隊を結成しております。  なお、今後につきましては市街地、あるいは密集地を中心に毎年1隊ずつ結成していきたいと思っております。そして、地震災害に万全を期していきたいと思っております。 174 ◯消防本部庶務課長 当市の防火水槽と消火栓の数でございますが、今年度末で防火水槽は 225基、そのうち国の基準に合格するものが 189基あります。消火栓については 764栓で、国の基準に合格するものが 547栓ございます。  なお、国の基準でございますが、防火水槽につきましては40トン以上の容量を有するもの。それから、消火栓では水道管が関門になっているところに、いわゆる網の目になっているところに設置されている消火栓が国の基準に合格すると言っておりますので、よろしくお願いいたします。  次に、耐震性防火水槽の数は、 100トン級耐震防火水槽が17基、60トン級が2基、40トン級が57基で、合計76基でございます。  したがいまして、防火水槽の耐震率は40.2%でございます。  最後になりますが、今後の設置計画でございますが、消防水利の少ない地域、また建物の密集地域に防火水槽と消火栓をバランスよく計画的に予算の範囲で配備したいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。 175 ◯委員(近藤 昇) さきの2点については、よくわかりました。  3点目について、再度質疑させていただきますけれども、耐震性防火水槽のことですが、この耐震性防火水槽を数年前から築造を始めてこられたわけですけれども、その当時の説明でありますと 100トンについては緊急の場合、当然、防火のためにもこれは使われるわけだけども、地震等々によって水道が遮断されてしまった場合に、これが上水としても合わせて使われるというような性格のものをつくるということで説明を受けたわけであります。現在も 100トンが、今ご説明のように17基つくってあるということですけれども、当然、その当時の説明だと上水道と接続されて 100トンの水槽の中の水が絶えず交換をされていて、緊急時の場合、すぐそれが上水として使われるという機能のものだということを聞いているわけです。現在、そのように機能されていると思うわけですけれども、その辺のところをちょっと確認させていただきたいと思います。 176 ◯予防防災課主幹 飲料水兼用の耐震性水槽につきましては、平成7年に西尾小学校に設置しております。この装備につきましては上水道に直結し、そこから取り入れ、水槽の中を流れて、再度上水道に流れるということで、常時、上水道の水が循環しております。それで、水槽の中の水が全部それでは循環するかといいますと、中の配管の角度によりまして1日に1回は中の水槽の水も、この流動によって全部循環するようになっております。ですから、上水道の水と全く変わりありません。  なお、地震等で上水道が減圧された場合には緊急遮断弁がついておりまして、両方を遮断してその水を保つようになっておりますので、水については安全になります。上水道の水と全く変わりありません。 177 ◯委員(近藤 昇) それは、よくわかりました。それで、そういう装置がしてないもの、そしてまた40トンのものについては、さっき申し上げましたように緊急時に飲料水がないという場合については装備のしていない耐震性防火水槽の水は、当然、浄化をしていかないと飲めないと思うわけですけれども、そういう浄化を緊急のときにするような器具とか装置というものは消防の方に常設されているのかどうか。 178 ◯予防防災課主幹 その他の水槽につきましては、先ほど言いましたように上水道と直結ではありませんので、その水を使わなければそのまま残っているということで、その水を張りかえたときにすぐ飲料水として使うなら結構でありますけれども、1年、2年たちますと、どうしても中の水が死に水となって腐りますのでなかなか飲めません。それから、上水道の水道基準が29項目ありますけれども、大変厳しいので、現在のところ循環していない水槽については飲料水として活用できないということであります。  なお、煮沸して新しい水槽の水なら、うちの方にろ水器が10器ありますので、それを活用し、なおその水を煮沸すれば飲めないこともないと思っております。 179 ◯委員(近藤 昇) はい、了解。 180 ◯委員(広中利臣) それでは、先ほどの 187ページの8款5項3目の1施設維持管理委託料で、駐車場の事業でお尋ねをしたいと思います。予算では 1,326万 6,000円とあり、ちょっと安くなっておりまして、11年度はさらに予算では 1,167万円組んでおみえになりますけれども、この実績がかなりいいと伺っているにもかかわらず安くなった理由をお尋ねいたします。  それから、 185ページですけれども、8款5項2目街路事業費、区分13委託料、22の浸水対策工法検討業務委託料で 913万 5,000円を計上していただきまして検討業務ができまして、成果説明書では 121ページで詳しく対策を検討するというふうにありますけれども、こういった報告書は、当然、国や県とも連絡をとって取り組まなければならない内容だと思いますので、こういったものは国・県にどのように報告され、どのように連絡をとっているのか、まず2点お伺いします。 181 ◯都市計画課長  187ページの施設維持管理委託料で、駐車場の中の 1,300万円の内訳でございますけれども、全部で14の業務委託がされております。その中で、駐車場にかかわります業務の委託としましては 1,054万 4,639円ございまして、駐車場の管理業務としてシルバー人材だとか、保守点検業務で日本メカトロニクス、それから管理人室の火災異状提供業務のセコムとか、そういったようなものに委託をしておりまして、これにつきましては毎年、新年度予算を組む前に見積りを聴取いたしまして、その中の最低の見積り社と契約しておりますから、若干年度、年度によって変動はございますので、よろしくお願いいたしたいと思います。 182 ◯下水道課長 2点目の、13節委託料、22浸水対策工法検討業務委託料について、今年の4月28日に県の方へは西尾支所の担当課長、また担当者にコンサルから提出されました報告書の概要版をお持ちしまして調査結果の内容を報告しております。それから、検討委員会で検討して、西尾市の姿勢はこういうふうにしているという説明をしております。その席では、河川改修の早期着工もお願いして、県では協力できるところはやっていきたいというようなコメントをいただいております。直接、国へは報告しておりません。県が一応窓口となっておりますので、ご理解をお願いしたいと思います。 183 ◯委員(広中利臣) それでは、あと1点、 203ページの9款1項1目常備消防費、区分18備品購入費、2の貸与備品でございます。 576万 8,740円で、昨年は 800万円余あったわけですけれども減っているということで、消防につきましては万全な体制で臨んでおみえになるとは思いますけれども、まず体制に影響はないかどうかお伺いをいたします。 184 ◯消防本部庶務課長 貸与備品の減額の主な理由でございますが、我々消防職員の貸与品目、貸与期限につきましては西尾市消防職員の被服等貸与規定に基づきまして、それぞれ定めているわけでございます。平成10年度の貸与備品 257万 2,924円の減額の主な理由としましては、職員の冬服、これは 100着でございますが、貸与年度でなかったということでございます。前年度に比較しまして、その分減額になったわけでございます。  したがいまして、西尾市消防職員被服貸与規定に基づき貸与しておりますので、体制には影響ございません。 185 ◯委員長榊原康三) ほかに質疑もないようでありますから──牧野さん。 186 ◯委員(牧野勝子) 9款でちょっとお尋ねをいたします。  消防ですけれども、西尾市は結構市域面積が広いものですから、上羽角など中央から見て遠いところへ救急車で走っていて一番長い距離、普通で走っていて長い距離だと何分ぐらいかかって、距離がかかったために一命を落としてしまうというようなことがあってはいけませんので、そういう事例はなかったか。時間と場所、どこが一番遠いか、そしてそういう事例はないかお尋ねします。 187 ◯消防署長 一番遠くの上羽角ですが、新幹線の近くになりますが、大体十四、五分かかるかと思います。  なお、今言った事例はありません。 188 ◯委員(牧野勝子) 市域面積が広いところでは、どうしてもいろんな矛盾が発生すると思うんですけれども、こういうのは消防などで駆けつけるのにかかる時間は、できるだけ小さくした方がいいというのはもちろんあると思うんですが、基準みたいなものはあるんでしょうか、そういうものはないですか。もし、ありますと、あちらこちらの出先の署に救急車を配置していけという指導につながってくるかと思うんですが、そういうことはどうでしょうか。 189 ◯消防長 理想は救急車、あるいは消防車も同じですけれども、大体五、六分で現場へ着けるのが理想とされております。  したがって、そういう遠いところがある場合には出張所とか分遣所とか、いろいろ設置をして、そこへ消防車、救急車を配置するのが理想でございます。うちの場合ですと、火災の場合は大体東にも置いておりますし、北にも置いておりますのでいいと思っておりますけれども、今言われる救急の場合は出張所へ今のところ救急車は配置してございません。  したがって、この問題でございますが、委員さんたちからもそういう意見もありますし、それからまた最近、町内会長と市長との市政懇談会の席でも、ぜひ出張所へも救急車を配備するようにという要望がございます。  したがいまして、私ども早急に設置をしてまいるように現在努力をさせていただいているわけですが、それはどういったことかと申し上げますと、救急車に乗る場合にある程度一定の資格が必要なわけでございます。専門用語で申し上げますと救急II課程、あるいは標準課程といったような資格を持っていないと、そういった方が3名のうち2名いないといけないということがあるわけでございます。それは、学校が早いところその資格取得に間に合うといいですけれども、愛知県の消防学校も非常に忙しいものですから思うように取っていただけないということで、最近、隣接でその資格を取らせていただいております。例えば、今年は安城市へ9名ほど派遣して、この隣接が五十何名やりまして、そういった資格を取るようなことをやっておりまして、できるだけたくさんの資格を取って、早いところ出張所へも置けるように体制を今整えているところでございますので、よろしくご理解いただきたいと思います。 190 ◯委員(牧野勝子) それと合わせまして既設の、例えば岡崎なんかは結構南の方では近いわけでして、そういう点では広域で市域を越えてでも協力し合うような体制もあってよかろうと思うんですが、現況ではそういう状況というのはまだ、いろいろ今から規制緩和も始まるかなとは思うんですが、今の状況ではないわけですか。 191 ◯消防長 西三河消防総合応援協定というのがありまして、今でも常に隣接、あるいは市の境ではどちらでも早い方が出て対応をしているのが現状でございますので、よろしくお願いしたいと思います。 192 ◯委員長榊原康三) ほかに質疑もないようでありますから、これをもって8款及び9款についての質疑を終わります。  この際、暫時休憩いたします。                            午後3時00分 休憩                           ────────────
                               午後3時15分 再開 193 ◯委員長榊原康三) 休憩前に引き続き会議を開きます。  これより、10款教育費、11款災害復旧費、12款公債費、13款諸支出金、14款予備費、実質収支に関する調書及び財産に関する調書について、ご質疑を願います。 194 ◯委員(杉浦正恒) 先ほど、ちょっと間違えまして申しわけなかったんですが、10款4項3目15節の住崎住宅の方で聞きましたが、幼稚園建物の場合ですと 3億 7,650万円という工事費があるわけです。これにつきまして、先ほど住崎でお聞きしましたときには保証期間が2年ということですが、ここの場合は施工業者が倒産したような場合はどのようになりますか。 195 ◯教育委員会庶務課長 例えば平坂幼稚園の場合、建設業者が倒産した場合でございますけれども、現実、今年の初めのときにそういうことが若干発生したわけでございますけれども、そのときにはその後、完成した暁には、当然会社はもうなくなってございますので、すべてこちらの方がやるという形でございます。よろしくお願いいたします。 196 ◯委員(杉浦正恒) 今のご答弁ですと、施主の方が責任を負っていくということでありますけれども、今後こういう工事を出す場合に施工業者の選択を慎重にやっていただきたいということです。今まで、入札の関係なんかですと点数制でやるという、過去の実績からの点数の積み上げだと思いますけれども、それでやっておりますが、会社の決算書をよく参考にして、潰れるような会社だったら大体二、三年前にわかりますので、よく調べてやっていただきたいと思いますが、その辺どのようにお考えですか。 197 ◯助役 指名につきましては、一般的には営業計数で 800以上とか 700以上というふうに決めているわけですが、その時点で会社の決算書を審査することはありませんので、今後そういう点も十分気をつけて指名の方をやっていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 198 ◯委員長榊原康三) ほかにございませんか。 199 ◯委員(杉崎愼一郎) 成果説明書の 156、 157ページの文化会館に関することで、1つお尋ねをしたいと思います。  管理委託料 8,100万円ほど出ておりまして、この中には当然、都市管理施設協会の方の人件費等も入っているかと思いますけれども、この内訳を若干教えていただきたいのと、もう1点、敷地の借上料 8,410万円ほどありまして、これは成果説明書にもどれだけ借りているというのが書いてあるわけですけれども、昨日の収入のところで使用料として 2,700万円ほどしか入っていなくて、実質 5,400万円ほどが借上料だけでも出ていっているわけでありますので、昨日も鈴木規子さんが若干触れられましたけれども、文化会館そのものも随分空いてる日にちが多いと思いますので、何とか自主興行をやってでも財源の確保というのはお考えにならないでしょうか。これも、都市管理施設協会の方にやれと言ってもちょっと私は無理だと思いますので、市民から委員を10人ぐらい選んで、その方に一回計画をしてもらうなり、そういうことはいかがでしょうか、お尋ねをしたいと思います。 200 ◯文化振興課長 成果説明の 157ページの文化会館管理委託料の 8,107万 1,571円の内訳でありますが、この管理委託料は、文化会館の管理委託については西尾市都市施設管理協会に委託をお願いしておりまして、その管理運営費用ということであります。  この委託料の主な内容でありますけれども、需用費が約 3,084万円、それから委託料が 4,547万円。この委託料は文化会館ホールの総合管理とか機器の補修管理、それから庭園管理などを各業者に委託するための委託料であります。  それから、使用料及び賃借料が約 307万円。これは、伝想庵で茶会を催しておりますけれども、こうした伝想庵の使用料や観葉植物などの賃借料などが主なものでございます。それから、役務費が約85万円というものが主な内容であります。  この 8,171万 5,571円の中には、人件費相当分は含まれておりません。 157ページの(4)にあります補助金 3,731万 241円が人件費相当分になっております。  それから、2点目の文化会館借地料の問題ですが、(3)に書いてございますように平成10年度につきましては 8,410万 368円であります。この内訳は、駐車場用地の借地料が 4,277万 5,000円ほどで、会館用地が 4,132万 4,000円ほどで、約半々になっております。現在、文化会館の駐車台数でありますけれども、これは文化会館の方にちょっとお尋ねをしましたところ、北側の駐車場が 280台、構内が 180台、それから南側は現在線引きがされておりませんけれども、大体四、五百台だろうというご返事でしたけれども、これを全部合わせますと、南側は 500台とったとしますと 960台確保できるという計算になります。この 960台の駐車場が、1年間すべて満車になることは年数回しかないというご返事でございました。ただ、南側の駐車場は線引きがされておりませんので、きちっと線引きをしますともう少しとめることができるのではないかなと思いますけれども、一度この駐車場の問題につきましては全体の駐車スペーについて、まず大ホールと小ホールで同時に催し物が開催されたときに乗り合いでお見えになる方がどの程度あるのかということを、実際に駐車場の出入り口に立って利用台数の実態調査をして実態をつかむことが必要ではないかなと思っております。もし、この調査結果が現在のスペースは必要ないというような結果が出れば、地主の方のご意向もあると思いますけれども、見直しの検討をしてもよいのではないかと考えております。  ただ、北側の駐車場につきましては文化会館だけでなく青年の家とか、総合グラウンドとか、歴史公園とか、いろんな文化会館以外の利用者の方もお見えになりますので、検討するにしても文化振興課だけではなく専門委員会のようなものをつくりまして、総合的な検討が必要ではないかと考えております。  なお、文化会館の借地につきましては、会館用地は基本的には買い取りをしていく方向で検討した方がいいのではないかなと考えておりますが、この問題は行革の検討委員会で検討されているということをお聞きしておりますので、その検討結果を見て一定の方針を出していきたいと考えております。  それから、3点目の自主興行の関係でありますけれども、先ほど委員ご指摘のように10年度の文化会館の使用料の収入は約 2,700万円でございました。ただ、興行を打って使用料をたくさん上げるということも大変必要だと思います。ただ、市の行事ではなくて実質収益が上がるということは、市以外の団体に多く利用していただきたいと考えておりますけれども、現在、市では10年度で言いますと3回、文化会館の大ホールで2回有料、1回無料で公演を行っております。この公演の収支でありますけれども、有料でありました2つの大きな催し物で、太鼓の「おんでこ座」というのをやりましたが、入場券の売り上げは 348万円ほどでありました。この「おんでこ座」にかかりました経費がこれより少し上回りまして、収入は必要経費の約90%をあてがうことができました。それから、「歌舞伎はともだち」というものも有料で行いまして、これは収入が約 129万円ほどで、必要経費の約77%を充当することができました。入場料の設定につきましては、今度11月に永 六輔の講演会をやりますが、こうした文化講演会につきましては入場料は 1,000円以下というふうに設定を今までしております。それから、音楽とか演劇などにつきましては出演料といいますか、公演料の 0.1%、例えば「おんでこ座」は約 300万円ちょっとかかりましたけれども、出演料は 300万円かかりますと 3,000円ぐらいの目安で一応入場料を設定しております。会場使用料とかポスターの印刷代、こういうものが入場料の中に加え、対象外としております。  公演で収益を上げる方法としては、入場予想者の積算を低く抑えて必要経費も含めて 100%で割るということが1つ考えられます。それから、出演料とか必要経費以外の金額を加算しますと、これは非常に一定の入場者が入れば利益は大きく上がると思いますが、しかし市が行う公演の入場料を非常に高くしたり、それから必要経費以外のものを加算するということは問題があるのではないかと考えております。多くの市民の方に安い料金で内容のある講演を見ていただくということで、料金設定は現在の方法でしばらくは継続していきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。 201 ◯委員(杉崎愼一郎) 市がやると確かにそうなると思いますので、私は市直接ということも考えられないことはないですけれども、この問題は関係ありませんので、また後ほどいろいろなところで話に出していきたいと思います。要望で結構です。 202 ◯委員長榊原康三) ほかにございませんか。 203 ◯委員(牧野勝子) では、お尋ねをいたします。  成果説明書の 134ページでございますが、補助教材としての副読本配布状況というのがございまして、これは単純に冊数が小学生だとか中学生だけということになっておりませんので、これを採用されるに、それぞれのかかわる先生たちの主観というものが挟まれるものでしょうか。これは選考する基準はどのようになっているか、お尋ねをいたします。  2つ目に、児童生徒校外学習事業、児童生徒の健康増進ということで、いささか体力的に弱い方たちがおやりになるのか、希望者なのか、この内容はいかようなものかお尋ねをしたいと思います。  それから、3つ目は、中学生海外派遣事業ですが、少しずつ内容も改善をされてきたように伺っておりまして、以前、制服みたいなものをそろえるのも、なかなか個人負担も大変という話も私もした覚えがありますが、現況ではそういう改善策、それから個人の負担額はいかようになっておりますでしょうか、3点お尋ねをいたします。 204 ◯学校教育課長 補助教材としての副読本の配布状況につきましては各学校の要望を集約して、校長会からの要望等を含めまして私どもに要望として上がってきたものを市の方として補助教材として選定し、注文をしていただいているという形をとっております。よろしくお願いをしたいと思います。  それから、2点目の児童生徒校外学習事業につきましては体の弱い子を対象にということではなくて、そこにも書いてありますように、それぞれの6中学校の1年生が全員外へ出かけて行って3泊4日、あるいは2泊3日なりの生活を自然の中で行うことによって、チームワークを増したり、あるいは自分たちのチーム、あるいはグループとの触れ合いを多くしたりということで、学校生活にいち早く少しでも仲間関係をよくしていこうというところでありますので、これは一部の生徒ではなく1年生を対象に行っているということであります。  ちなみに、西尾中学校、鶴城中学校、平坂中学校の3校はあさひ高原少年自然の家へ出かけて行っております。それから、寺津中学校は学童農園やまびこの丘、これは鳳来町にありますけれども、そこへ出かけて行っております。それから、福地と東部中学校につきましては、東栄町にあります東栄グリーンハウスを利用して自然教室を行っているということでありますので、よろしくお願いをしたいと思います。  それから、中学生海外派遣事業でありますけれども、年を重ねていきまして随分いろんな場所に行って、現在のところではニュージーランドのポリルアを中心に子どもたちがいい経験をしているわけであります。できる限り個人の負担を少なくしようということでありますので、 830万円の予算でありましたが、これを有効に使うことができました。特に改善点ということにつきましては、昨年度から今年度の反省としては、昨年度も今年度もですけれどもホームステイを1日ふやして、前はホテルへ泊まっている日数が2日あったわけでありますけれども、それを1日にしてホームステイを1日ふやしたというのが改善点でありますし、それから内容につきましてはそれぞれ例年同じことをやっていてもということで、日本を紹介するいろんな出し物を考えたり、いろんなものを持って行ったりということで披露をして、桜の木を植えたり、あるいは今回ですと竹製品を子どもたちがつくって、それを持って行って向こうで触れ合ったり、あるいは昨年度でいきますとお茶席を設定してというような形でありますが、そのようなところで改善をしてきておりますので、よろしくお願いをしたいと思います。 205 ◯委員(牧野勝子) それでは、今のご説明は詳細にいただきましたけれども、個人負担の分は発表なかったと思うんですが、いかがでしょうか。 206 ◯学校教育課長 個人負担としては、できる限り少なくしようということでありますので、例年ですと自分の衣装等々買うためを含めて、すぐ出てきませんので……。 207 ◯委員長榊原康三) 牧野さん、これはどうですか。また、後で聞かせていただくということでよろしいでしょうか。 208 ◯学校教育課長 すいません。後で、申しわけありません。 209 ◯委員(牧野勝子) では、ゆっくり調べておいてください。  それでは、決算書の方の 206ページの10款1項1目10交際費ですが、備考欄に余り目につかない教育委員会交際費という字が並んでおりまして、17万 2,220円。もちろん必要ではあろうかと思いますが、余りこういうところに交際費というのは字として並んでいることが少ないものですから、この内容はいかがなものでしょうか、ご説明ください。  それから、 210、 211ページの方にまいりまして、10款1項3目のところの13節委託料でございます。この中で、どれも力を入れていらっしゃると思いますが、とりわけ9のいじめ・不登校対策推進事業委託料と、16の教職員健康診断業務委託料、それから17の小中学校いじめ問題児童生徒指導対策事業委託料、さらに37のスクールカウンセラー活用推進委託料、そして44でもスクールカウンセラー活用調査研究委託料、さらに45の「心の教室相談員」活用調査研究委託料ということで、残念ながら大河内君の事件が起きて、西尾もとりわけこういうことに力も入れておりますので、今の16番の教職員健康診断業務委託料に関しましてはちょっと別の枠なんですけれども、いずれにしましてもいじめなどに悩んでいる子どもたちの心理を探って、よりよい方向に持っていこうということで行われております委託事業、こうしたものの総括的な10年のまとめと方向性など、お持ちでしたらご報告いただきたいと思います。  さらに、16につきましては結構先生方も心も体も疲れていらっしゃる方も、病んでいらっしゃる方もあるということで、健康診断の結果、心配されるような兆候はないでしょうか、そこをお尋ねしたいと思います。 210 ◯庶務課長 交際費の中身につきましては、大まかに分けまして法要を含みます香典関係が 9万 6,360円ございます。それから教育懇談会が 2万 8,480円、それから大会など諸行事として 4万 7,380円ということになっておりますので、よろしくお願いいたします。 211 ◯学校教育課長 先ほどの件からよろしいでしょうか。 212 ◯委員長榊原康三) はい、どうぞ。 213 ◯学校教育課長 国際交流関係の中学生の個人負担の件でありますけれども、これにつきましてはパスポートを子どもたちが取るわけでありますけれども、その費用と渡航手続の費用が 5,000円ほどあるわけですけれども、それのみでありまして、あとは個人のいろんな衣服等を買ったりするもので、ほとんどが市からのもので賄っているということでありますので、よろしくお願いをしたいと思います。  それから、今ご質疑のいろんな委託事業の面の方向性、あるいはまとめをということでありますけれども、教職員の健康につきましては、いろんな面で子どもたちの状況も変化をしてきているということで、先生方の指導も昔に比べると大変になってきていると、心労も多いということ、ストレスもたまるということでありまして、数としてはちょっと把握はまだしておりませんけれども、病気になって心身ともに学校に出て来ることが難しいという人もあるわけでありますけれども、でも子どものために無理をしてでも学校へ出て来て仕事をしなければならないことでありますので、現在のところではそれで休んでいる人は今のところないわけでありますけれども、これからはそういうのが出てこないような形で学校長を中心に、あるいは市の方も十分職員を把握しながら進めていきたいと思っております。  あと、スクールカウンセラー、心の教室相談員等の事業でありますけれども、できることならばスクールカウンセラーにつきましては1人でも多くまた市で雇うことができればいいなと思いますし、あるいは心の教室相談員につきましても、今5校で5人の心の教室相談員が週3日入っていてくださるわけですけれども、それらの先生方が職員と、あるいは子どもたちとの緩衝役を果たしながら先生方の支援をして援助をしていてくれることができておりますので、今後できれば少しずつふやしていきたいと思っておりますし、これは予算のこともありますので、なかなか難しい面もありますけれども、先生方を守っていく、あるいは先生方を少しでもサポートしていくという意味においては、これから必要なことではないかなと感じております。よろしくお願いいたします。 214 ◯委員(牧野勝子) とりわけ、いじめが発生して事件があってから、西尾市で言えばスクールカウンセラーで前田先生にもお出でいただいて、結構親子ともども効果があったと思うんですけれども、今そういう先生方などをふやしていきたいというお話でしたけれども、とりわけ子どもとか親の中で見られた顕著な変化などがあれば、ご報告いただける部分があればしていただければありがたいと思います。  それから、 212ページの方にいきまして、小学校の方の10款2項1目の報償費も謝礼というのがなかなかたくさん出ておりまして、こういうものもきっと学校においてはきちんとした根拠のある謝礼だろうと思いますが、中学校でも同じような支出のされ方をしておりますので、この根拠をお尋ねしたいと思います。 215 ◯庶務課長 この謝礼につきましては、小学校医、それから中学校医それぞれに対して払っている謝礼でございますので、よろしくお願いいたします。  その中身につきましては、かいつまんでお話を申し上げたいと思いますけれども、基本額につきまして24万 5,000円を内科、それから眼科、耳鼻科の方についてはそういうふうに設定してございます。歯科の場合については22万 5,000円、薬剤師につきましては18万 5,000円となっているところでございます。それらが小学校、中学校それぞれございます。  なお、兼務校における基本額につきましては、約その半分の12万円という形で計算をされております。  なお、幼稚園の方も同様な形で謝礼が払われておりますので、どうぞよろしくお願い申し上げたいと思っております。 216 ◯委員(牧野勝子) それでは、もう1つ、2つお尋ねをしたいと思います。   212ページの備品ですけれども、11需用費の中の消耗品費ですが、先ほど来からお尋ねしておりますと図書が需用費の消耗品費と、18備品に分かれているそうです。金額によって備品のものや消耗品で扱われるものとあるということですけれども、今、児童1人当たりの図書購入費がいかほどになっているか。それから、司書の配置については進んでいるかいないかどうか。  それから、もう1点、需用費の中で県などは児童生徒の父母に学級費みたいな形で、いささかの消耗品費も課していっている事実があるわけですが、親の負担にするものの基準を一応県の方では持っているようです。自治体によっては、それに準じた基準を持っているところもありますけれども、西尾市の場合はいかようになっているでしょうか。そのことについてお尋ねをいたします。 217 ◯学校教育課長 先ほどのスクールカウンセラーと心の教室相談員の成果でありますけれども、よろしいでしょうか。 218 ◯委員長榊原康三) はい。 219 ◯学校教育課長 まず、スクールカウンセラーにつきましては、現在、文部省の方から派遣されているという前田由紀子先生が平坂中学校に見えるわけですけれども、一応成果としましては3点お話をさせていただきたいと思いますけれども、まず1点目は、不登校の生徒、保護者、あるいは教師を交えた具体的なカウンセリングを継続的にすることができたと。カウンセリングの専門家でありますので、大変有効であったという点が第1点目であります。それから、2つ目は、校内でいじめ・不登校対策委員会をそれぞれの学校に持っていてもらうわけですが、この平坂中学校においてもいじめ・不登校対策委員会で学年ごとに具体的な対応の手当を考えて今やっているわけですけれども、カウンセラーが見えることによって支援や指導、これは保健主事さん、養護教諭さんとの連携が密になって大変有効であったという点が2つ目であります。それから、3つ目は、PTA活動の場で不登校生徒にどのように学校へ行かせるような努力をしていったらよいか、あるいは学校へ出て来れないまでも家にて活動をどうしたらいいか等々、不登校にかかわる生徒の支援の方法とか、あるいは人間関係づくりの方法等をPTAの方たちにも講演や考案をしてもらうことによって大変勉強になったと、この3点が上がってくるわけであります。  それから、心の教室相談員につきましては、先ほど5名の者が入っているわけですけれども、4点ほど成果としてはあるのではないかと思っているわけであります。1点は、子どもたちのための心の教室相談員でありますので、先生に話せないことが気軽に話ができるというところで、1つは大きな利点があるのではないかということ。それから、2つ目に、授業時間を気にせずにゆっくりと話を聞くことができると。チャイムが鳴ってしまうと本当は授業に行かなければいけないわけですけれども、なかなか授業に出ることができないような相談も授業時間を気にせずにゆっくりと話ができると。担任の先生、あるいは教科の先生だと、なかなか授業に行ってしまってということで十分時間がとれないこともあるわけですけれども、それができると。それから、3つ目に、ストレス発散の場としてだれかに話をしたいけれども先生には話したくない、あるいは親にも話したくない、第三者なら話せるということがあるわけで、それが心の相談員が女性であることの一つの特権ではないかなと思っているわけですけれども、それが3つ目にあります。それから、4つ目には、先生と生徒の緩衝役といいますか、間に入ってもらうことによって大変大きな働きをしているのではないかということが言えるのではないかと思っております。 220 ◯委員(牧野勝子) では、もう一回聞いて多分終わりになると思います。  その前に、先ほど私が質疑をいたしました消耗品の父母負担についてのお答えがなかったので、失礼いたしました。 221 ◯学校教育課長 それでは、図書館の図書費の関係で、生徒1人当たりがちょっと今計算がしてないわけですけれども、今、私どもの方としては消耗品として10年度に出した金額が、小学校で 701万 1,452円、中学校で 295万 4,870円、これが消耗品からの図書費であります。  それから、備品としての図書費もその中にプラス入ってくるわけですけれども、備品の方としての図書費が小学校で67万 696円、中学校の方で26万 2,387円、それを両方と合計をしてそれぞれ全部の合計を足しますと、小中合わせて 1,089万 9,405円になるかと思いますけれども、それを10年度の図書費として充ててもらっておりますので、今1万人をちょっと超す人数でありますので、後から計算をして出させていただきます。  もう1点、司書の件でありますけれども、現在、司書教諭の資格を持っている先生方が60名ぐらいいるわけで、文部省の方もぜひ司書をということで、近々学校に1人ずつは置くという形になってきますので、その辺のところも考えながら今から進めていきたいと思っております。 222 ◯委員長榊原康三) ほかにありませんか。 223 ◯委員(牧野勝子) 消耗品の関係で、答えがいただいてないのがあるんですけど。 224 ◯学校教育課長 消耗品の父母負担の関係ですか。 225 ◯委員(牧野勝子) はい。 226 ◯学校教育課長 今のところはありません。 227 ◯委員(牧野勝子) 司書の関係につきましては、担任を持っていらっしゃる方が資格があればあった方がいいに決まってますけれども、図書を入れるについてもいい図書、そして子どもたちの本に親しんでいる状況などを知るためにも、やっぱり司書を専任で置いていく、少なくとも担任でない方で置いていくという方向で、またぜひ市長さんにもご努力をいただきたいと思います。  あと、 237ページにいきまして、10款5項9目に歴史民俗資料館のことが出てまいりますが、この基金が今3億円ぐらいに積み上がってきているようですけれども、全く私どもにも、どういうものがどこに建てられる計画でこういう基金が積み上がっているのかというのもよく見えないわけでありまして、この計画は一体どういうようなものかお知らせをいただきたいと思います。  それから、その次に 239ページ、10款5項13目歴史公園費の方の13の委託料ですが、歴史公園管理委託料の内訳を説明してください。 228 ◯文化振興課長 まず、1点目の歴史民俗資料館の建設計画でありますけれども、まず積立基金の総額は10年度末で 3億 8,400万円ほどであります。この歴史民俗資料館につきましては、具体的には3層4階の天守閣を建設するという計画であります。既に、随分昔に西尾城再建友の会ができまして、再建の建設の寄附活動が始まりましたが、当時の役員の方たちが既に多くお亡くなりになられまして、現在その活動が停止をしているような状況であります。  実際に天守閣を建てようとした場合の試算でありますけれども、当初は6億円という目標を建てて積み立てを開始しましたが、これは開始をした当時の金で、現在では天守閣の建設だけで、これは木造の場合ですけれども、 523平方メートルぐらいで約12億円から13億円ぐらいではないかと考えております。この天守閣の建設に伴いまして周りの、現在錦城体育館、それから商工会議所が入っています建物を取り壊して天守閣を建て、あの周り一帯を庭園として整備を同時にするということも当然必要になってきますが、ざっと計算をしまして庭園整備、それから体育館の取り壊し、石垣工事などを含めて20億円ぐらいかかるのではないかと今担当課の方では考えております。  それで、建設の時期については、まだ随分先のことではっきりしておりませんが、商工会議所が駅西の建物の中に入るということも聞いておりますので、もしそういうことになれば駅西の再開発が、例えば平成16年という予定になっておりますが、16年に商工会議所が駅前に移られますと、その翌年から本格的に寄附活動を開始して建設の機運を盛り上げるということをやっていかなければならないのではないかなと思います。まだ先のことで、いつごろ建設をするかということは現段階では未定の段階ですので、はっきり申し上げることはできませんが、徐々にではありますが年間 1,000万円ほど毎年積み立てが行われておりますので、その建設の機が熟しましたら一気に市民に会を再発足しまして運動を再展開していきたいと考えております。  それから、歴史公園の管理運営を委託する委託料は 768万 5,868円であります。これの内訳でありますが、需用費が 237万 754円、これは歴史公園を管理するための消耗品、燃料費などであります。それから役務費が35万 2,689円、それから委託料が 489万 4,377円、使用料及び賃借料が 8,190円、原材料費 4万 3,050円、公課費、消費税が 1万 6,808円という内訳であります。委託料の 489万 4,377円につきましては、歴史公園の警備保障業務の委託料とか、それから一番大きなものは庭園の管理業務の委託料が 330万円ほどあります。あとは清掃作業で、消毒を含めて年8回やっていただきますが、そうした作業の委託料などであります。 229 ◯学校教育課長 先ほど、牧野委員さんからの図書費の件でありますけれども、冊数はわかりませんので、1人当たり昨年度はどれぐらいの金額か、算出した結果を話させていただきたいます。小学校でいきますと 1,129円であります。中学校は 842円、小数点以下四捨五入をします。それから、小中合わせると 1,026円ということになります。よろしくお願いいたします。 230 ◯委員(牧野勝子) 今の歴史民俗資料館の建設ですけれども、どうもこれは資料館というか、天守をつくろうという市民がいて、そうしたら西尾市の対応としては中核となる方がいなくなってしまわれたりして、時期待ちというような受けとめ方をしたわけですけれども、市民主体で政治にかかわり政治を動かしていくという側面はすごく大事なんですけれども、例えばこれは西尾の今体育館のあるところの景色ですけれども、私はこの間、刈谷に選挙がありましたので行っておりましても、刈谷城址は本当にお堀の跡も水をとうとうとたたえて木が繁茂しまして、歴史のある城址を醸し出しているわけです。そういうところを見てまいりますと、新しいやぐらが建っていくということについて、本当にいいのかなというのが私としては思うわけです。どなたかが基金を積み出されたら、それに必ずしも乗っていっていいのか、市民の合意はそこにあるのかという思いがありまして、まだ先のような気配もあるわけですが、とにかく一部の市民の方の力で一定の基金を積まれていることは、それはそれなりに評価はできるんですが、それをいざ本当に西尾市民の総意としてやっていけるかどうかということについては、多くの皆さんのご意見を聴取していただきたいと思います。  それで、あと1点お尋ねをしたいと思います。   239ページにございます歴史公園の補助金というのが、一番最後の備考欄の説明でございます。これは、歴史公園にどういう補助が出ているかお尋ねをしたいと思います。 231 ◯文化振興課長 この補助金は、人件費相当分であります。 232 ◯委員(牧野勝子) わかりました。 233 ◯委員長榊原康三) ほかにありませんか。 234 ◯委員(広中利臣)  211ページ、10款1項3目教育指導費、成果説明書の 136ページの外国人児童生徒教育推進事業20万円の金額ですけれども、これはどういった教師が見えていて、本当はどれぐらいの予算が必要なんだけど20万円で抑えてみえるのかということをお尋ねします。  また 213ページ、10款1項3目教育指導費、区分19負担金、補助及び交付金の2補助金の 728万 5,000円と、昨年は 900万円余あったわけですけれども 204万 5,000円減額されて、主なものは何が減額されたか。また、その影響は何ですか。まず、2点お尋ねいたします。 235 ◯学校教育課長 まず、第1点目の外国人児童生徒教育推進事業の関係のことでありますけれども、そこに20万円ということで上がっているわけであります。これは、川野のり子さんという市内に在住している方に昨年度まで日本語教育に必要な教師ということで、正式な名前については外国人児童生徒指導協力者という形で、各学校の外国人の児童生徒の教育のために来ていただいておりました。年間40回ということで、1回半日程度 5,000円ということで試算をしてやっていただいたわけであります。昨年度は1人であります。  それから、2点目の 728万 5,000円の補助金の関係でありますけれども、その前の年は 933万円ということで、 204万 5,000円の減があるわけでありますけれども、その主なものとしては9年度は学校緑化推進ということで、植木生産組合さんの方から 215万円の寄附がありました。その中の 200万円が学校へということで、その後の15万円が幼稚園へということで、小中学校については10万円ずつ補助金として各学校に出させていただいて緑化推進についてやっていただきましたので、その寄附金が今回なくなったということでありますので、主なものとしてはそれであります。 236 ◯委員(広中利臣) 次に 217ページ、10款3項1目学校管理費、区分18備品購入費、施設用備品の 4,426万 5,591円、昨年は 1,400万円余で 2,900万円以上ふえているものがありますけれども、これの主なものは何でしょうか。  また、次に 217ページ、10款3項1目学校管理費の区分15工事請負費の1学校施設整備費 6,699万 7,921円、これも昨年に比べまして 1,788万 7,488円減になっておりまして、恐らく中学校と小学校の兼ね合いでパソコン教室とのバランスをとってみえるのかなと思いますけれども、それでいいですかどうか、まずお尋ねします。 237 ◯教育委員会庶務課長 第1点目の備品購入費の関係でございますけれども、増加している分につきましてはコンピュータ教室2校分の整備費が 2,683万円ほどございまして、備品の内容としましてはサーバー用の机だとか、数学ソフト、社会ソフト、理科ソフト等であります。  続きまして、学校管理費、15節工事請負費の関係で、昨年との比較で 1,700万円ほど減っているということでございましたけれども、これは全く今委員さんがおっしゃるとおりでございまして、コンピュータ教室の改修や職員室等の空調設備工事がなされるために、そのバランスを見てのことでございますので、よろしくお願い申し上げたいと思っております。 238 ◯委員(広中利臣) 次に 221ページ、10款4項2目幼稚園振興費で、区分19負担金、補助及び交付金で2補助金 691万 241円、これは昨年よりも23万円減っているわけですけれども、これは園児が減っている影響なのでしょうか。  また、 225ページの10款5項2目青少年対策費、区分13委託料で6の西尾市成人式委託料 245万 2,719円、これは昨年よりもふえているわけですけれども、昨年は 1,175人から 1,105人に減っているのに増額しているわけ。これは、絶対数は多いけれども参加する人数がふえているのかどうか、この2点をまずお尋ねいたします。 239 ◯教育委員会庶務課長 対象者が減っているのは少子化によるものと思われますが、園児数で平成9年度と比較しますと、主なところで申し上げますと永良幼稚園では9人減っており、また桜井幼稚園で10人ほど減っております、逆に増加しているところも若干ございます。また、補助単価が上がってもアップ率が一番低い階層に該当者の全体の81%の方がお見えになりますので、そこの部分での減が多いために、このような現象が起きているのではないかと思っているところでございます。 240 ◯社会教育課長 成人式の対象者自体は若干対前年よりも減っておりますが、事業的には実行委員会へ委託してやっているということで、精算の段階で記念品等の関係で実績として増減が発生している状況でありますので、対象者自体が増減ということではなくて、9年度の場合ですと男女合わせて 1,405名のうち出席者が 1,175名でありました。10年度は 1,363名で、出席者が 1,105名の状況でありまして、費用的には精算の段階で過不足が出ているということでありますので、よろしくお願いします。 241 ◯委員(広中利臣) それでは 235ページ、先ほど都市施設管理協会の人件費の説明がありましたけれども、成果説明書の 157ページ、4の補助金に文化会館サービス組合の 1,267万 4,000円、これも人件費になるのでしょうかどうか。  それから、 239ページの10款5項12目岩瀬文庫費の区分12役務費、4手数料で 1,973万 7,732円、これは昨年の 972万 3,000円と合わせて岩瀬文庫の資料、マイクロフィルム化の事業だと思われますけれども、これで達成率は何%までいってみえるでしょうか。 242 ◯文化振興課長 成果説明の 157ページの、(4)補助金の文化会館サービス組合 2,267万 4,000円は人件費であります。給料と職員手当の補助をしております。これは、職員数は委託常用職員が2人、常用職員1人の3名分であります。  それと、岩瀬文庫の役務費、手数料の 1,973万 7,732円のうちマイクロフィルム化に伴うものは 1,946万 532円であります。この経費で10年度は 4,197冊、約30万コマをマイクロ化することができました。10年度を率にしますと、マイクロ化率は 5.1%となります。この岩瀬文庫本のマイクロ化は、平成8年度から始めておりますけれども、8年度と9年度の2カ年では約30万コマをマイクロ化しております。8年度から10年度までの3カ年の実績を申し上げますと、3年間で 9,682冊、約60万コマ、率にして11.6%であります。3年間の経費は 3,840万円ほどであります。  今後の見通しでありますけれども、蔵書数を 8万 3,000冊と見込みますと、3年間で約 9,682冊やりましたので、残りは約 7万 3,000冊となりますが、この残り 7万 3,000冊をすべてマイクロ化するには、10年度決算で 1,950万円が予算化されましたけれども、これが毎年 1,950万円が確保されたとして計算をしますと11年度から18年間、平成28年度にすべて完了ということになります。経費は、今まで3年間のものを含めまして約 3億 9,000万円必要となる見込みであります。  これもちょっとご参考までですが、現在、カメラを2台、それから業者が常駐2人で2週間強、毎日岩瀬文庫の事務室に詰めております。この2人の撮影者以外にシルバー人材センターの方から3名ほどの方をお願いしまして、写真を撮る場合、下にアイ紙を入れたり何かする作業がありますので、アイ紙が入りますと、それをレンズのところに近づけて写真撮影をするということをやっております。 243 ◯委員長榊原康三) 審議の途中ですが、この際、暫時休憩いたします。                            午後4時22分 休憩
                              ────────────                            午後4時35分 再開 244 ◯委員長榊原康三) 休憩前に引き続き会議を開きます。  質疑を願います。 245 ◯委員(広中利臣) それでは、あと3点お願いいたします。   243ページ、10款5項14目図書館費、区分18備品購入費の5図書 3,114万 7,844円、これは議会でも盗難が取り上げられたことがありますけれども、年間どれくらいの金額ですか。   245ページ、10款6項1目保健体育総務費、区分19負担金、補助及び交付金の2の補助金の 398万 8,000円、昨年に比べまして差額が23万 4,000円ふえておりますけれども、ふえているわけをお尋ねいたします。   247ページ、10款6項2目体育施設費、区分19負担金、補助及び交付金の2の補助金で 4,209万 3,248円、これは予算よりも減っております。これのわけをお尋ねいたします。 246 ◯図書館長 盗難につきましては多少あるかと思われますが、年間どれぐらいという確たる数字はつかんでおりません。といいますのは、情報システムが10年7月から新しくなりましたので、機会があれば一度つかんでみたいと思っております。よろしくお願いいたします。 247 ◯社会体育課長 成果説明書の 164ページに各種団体補助金事業の名称が載っておりますので、その順に説明したいと思います。  スポーツレクリエーションフェスティバル西三河地区大会・青年体育大会が94万 5,000円で3万円ふえておりますが、これは大会選手の旅費ということで、行われる地区が違うものですから、その年によって若干の差があるということで3万円ふえております。それから、西尾市体育協会登録団体助成金 172万 8,000円で 2万 7,000円の増ですが、これは新たにできたサッカー協会の分でございます。それから、西尾市体育指導委員会助成金36万 1,000円で 4万 2,000円ふえているわけですが、これにつきましては体育指導員の方々がそれぞれ事業を計画されて、その事業が本年度は多かったということでございます。それから、西尾市スポーツ少年団助成金 1万 4,000円で、これは増額はございません。それから、最後の各種大会助成金94万円、これは13万 5,000円ふえているわけですが、これにつきましてはたくさんの補助事業がありまして、主に西三大会が西尾で行われた場合の補助金でございまして、それぞれその年によって事業が異なってまいりますので、ふえたり減ったりするときがありまして、今回は13万 5,000円の増ということでございます。合計23万 4,000円の増となります。  それから、2目19節負担金、補助及び交付金ですが、これは13節の委託料の管理運営委託料のうち人件費分をこちらに移設してまいった関係でありまして、予算に対して差引額が 226万 4,000円出たのは、これは都市施設管理協会の職員の方が総合体育館の関係で1人減となったものと、それから時間外手当等の抑制に努めたものであります。 248 ◯委員(広中利臣) 先ほどの図書ですけれども、しっかり把握されていないということで、かなりの量に上るというふうに思われます。ほかの図書館では感知システム等の導入をして、うっかり持っていく方も見えますし、その辺の導入等はお考えになったことがあるかどうかをお伺いします。 249 ◯図書館長 ただいまの盗難防止装置ということで感知システムということでございますが、各市ということで西三河の八市を調べてみますと、豊田、岡崎、安城、碧南の四市がこれらをやっておりまして、刈谷、高浜、知立、西尾市の四市がまだやっていないということであります。これも、今後検討してまいりたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。 250 ◯委員(三ッ谷幸夫) 教育費の方は大分質疑も進みましたので、私はその後の部分について簡単にご質疑をさせていただきます。  まず、決算書 247ページ、12款公債費ですが、ここで利息が 8億 266万 7,752円載っておりますが、この内訳が成果説明書の 167ページに載っております。昨日もちょっと話がありましたように、先日、新聞で半田市が縁故債の一括償還をやったと。たしか一括して 1.7%に引き下げたというような記事が載っておりましたが、西尾市でも既にやっているというようなお話もございました。  そこで、平成10年度の償還金のうちで、縁故債の利率がいかほどだったかということについて、まずお尋ねをいたします。 251 ◯財政課長 平成10年度における縁故債の利率でございますが、昨日もたしかお話をしたかと思うんですが 1.9%、西尾信用金庫からの借り入れでございます。 252 ◯委員(三ッ谷幸夫) そうすると、交渉をやられて引き下げになったのは西尾信用金庫だけで、ほかは縁故債ではないという解釈でしょうか。 253 ◯財政課長 あと銀行等の縁故債については、たしか中央信用組合からの借り入れもございますが、それほど高利ではないということでございます。 254 ◯委員(三ッ谷幸夫) はい、了解しました。  その次に 249ページ、14款予備費ですが、右側に備考で充用先が載っております。このうちの一番下に10.5.8.22と書いてありますが、これは文化振興費だと思いますけれども、これはたしか災害か何かの賠償金だと思いますけれども、これの83万 5,000円の明細についてちょっとご説明をいただきたいと思います。 255 ◯文化振興課長 この予備費の充用は、昨年9月15日の夜から16日の未明に来襲しました台風5号によりまして、市の指定の天然記念物米津のセンダンの幹の一部が途中から折れまして、隣接する民家の一部を損壊、それから墓石2基が破損、これは今の墓石は中に芯が入っているようですけれども、その芯が折れたのと、墓石の一部が欠けたということでございます。復旧は各個人で施工していただきまして、その復旧費を損害賠償金として3名の方に支払いをしたものであります。  賠償金の内訳でございますが、住宅の一部損壊が33万 4,089円、それから墓石の破損が1基25万円の2基で50万円、合計83万 4,089円であります。住宅の損壊については 100%、それから墓石につきましては平均的な墓石の値段を50万円と積算いたしまして、その半額を補償するということで了解をいただいたということであります。  それから、この賠償金のほかにセンダンの倒木の撤去工事費が31万 6,696円で、合計 115万 875円を充用したということでございます。 256 ◯委員(三ッ谷幸夫) わかりました。  次に 256ページ、行政財産についてお尋ねいたします。このうち、土地の増加が 2万811.91平方メートルとなっております。公共用財産の区分ごとに、それぞれの面積が載っておりますけれども、この区分ごとに、これは該当はどこかという場所だけで結構ですが、その場所。それから、これは全体の面積しか載っておりませんが、価格、あるいは取得先がわかれば主なものだけで結構ですが、わかりませんか。 257 ◯教育委員会庶務課長 学校関係でございますが8,100.86平方メートルございますけれども、主なものとしましては鶴城幼稚園の用地でございます。それと平坂幼稚園の用地の買い入れ分でございまして、単価につきましては鶴城幼稚園の方につきましては13万 6,200円、それから平坂幼稚園の方につきましては 7万 6,000円、ともに平米当たりでございます。 258 ◯福祉部長 土地の関係でありますけれども、その他の施設の中に八ッ面保育園の用地が入っておりまして、面積としては5,937.07平方メートル、価格につきましては平米当たり5万円でございます。 259 ◯都市開発部長 都市開発部の関係は、公共用地のその他の施設の中に先ほど来ちょっと話が出ております土地開発基金の関係の市街地再開発用地を412.88平方メートル買い戻しをしております。その分が入っております。  なお、価格については先ほど課長が申し上げましたとおりでございます。 260 ◯委員(三ッ谷幸夫) この中で公営住宅が209.87平方メートル減っておりますけれども、これはどこでしょうか。 261 ◯建設部長 住崎住宅の建てかえに伴いまして、ふえたのが255.64平方メートル、減ったのが465.51平方メートル。土木課へ所管がえしているための減でございます。 262 ◯委員(三ッ谷幸夫) 次に 258ページ、今度は普通財産ですが、ここは 7,287平方メートル減っておりますが、これも主なものだけで結構ですが、どこで、金額は幾らかということがわかれば。 263 ◯財政課長 まず、地目別に申し上げますが、山林の31平方メートルのマイナスでございますが、これは伊藤町の町内会へ平米当たり 1万 9,263円で33万 9,228円になりますが、17平方メートルを売り払ったものです。あとは所管がえ等がございますが、売り払いはこの1件です。それから、宅地でございますが323.65平方メートル減っているわけですが、このうち売り払いが3件ございまして、田貫町の高畑地内で排水路敷地を隣地の所有者へ売り払ったものでございまして、この単価が平方メートル当たり 6万 680円でございます。それから、3番目の原野の13平方メートルは所属がえでございます。それから、4番目の雑種地の6,919.57平方メートルのマイナスは、売り払いが6件ございまして、これも先ほどの宅地と同じところで田貫の高畑地内でございまして、単価は同じでございます。 264 ◯委員(三ッ谷幸夫) その次に 265ページ、債権ですが、地域総合整備資金貸付金ということで1億円年度中にふえておりますけれども、これは米津老健のことではないかと思いますけれども、これの内容と、ほかにこの種の施設があるわけですが、なぜ米津老健だけこのような措置がされたのか、これについてお尋ねします。 265 ◯福祉部長 この1億円の貸し付けでございますけれども、ご質疑のとおり米津老健でございます。この貸付金につきましては、民間の業者が開設した場合に貸し付けする制度でございまして、米津老健につきましては医療法人でございます。一般的に社会福祉法人の場合は、こういった貸し付けはありません。といいますのは、国・県、あるいは市の補助対象事業で事業が進められます。米津老健の場合は医療法人でございまして、事業をする場合の補助事業がございませんので、こういった形で1億円の貸し付けをしたということでございまして、償還期限は15年間の貸し付けで利率については無利子でございまして、市がその部分を負担をするということであります。償還が平成13年から始まり、25回に分けまして半年の割賦返済、1回当たり 400万円の返済が行われます。財源については起債対象になっておりまして、すべて起債で賄われております。 266 ◯委員(三ッ谷幸夫) これで最後にしますが、その下の4の基金ですが、年度末現在で45億 3,900万円余りが積み立てられておりますけれども、この運用状況をどこへどのような利率で、期間はどれだけで預けてみえるか、お尋ねをいたします。 267 ◯市長公室長 それでは、1番上に書いてございます職員退職手当基金の預け入れ先でございますが、4口に分かれておりまして、10年4月30日に 2億 4,000万円ほど預金をしておりますが、これは西尾市農協でございます。大口定期で利率は、年利率が1.31%でございます。そのほか、8月だとか、11年2月だとか、11年3月に、そのほか3つに分かれておりますが、西信の大口定期とかスーパー定期に預金しております。利率につきましては0.45%から 0.975%に分かれております。 268 ◯委員(三ッ谷幸夫) ちょっと時間をとるようですので、私から再度聞き直しますが、これがすべて1年定期か、あるいはもっと長期な預け期間になっているのか、そこの点だけお尋ねします。 269 ◯市長公室長 いずれも1年定期でございます。 270 ◯委員(牧野勝子) それでは、決算書の 247ページ、ここに11款災害復旧費というのがございまして、ここでは科目存置のようなわずかな予算が計上されておりまして、さっきも説明ございましたけれども、昨年9月15日に大雨が降ったりして、その対応はほかの款からの流用などをされているんですが、災害復旧費が設定されなくてほかから流用することができれば間に合うんですが、こういうものを設定しないでほかから流用するというのも、それなりの根拠があろうかと思いますので、それをまずお尋ねいたします。  それから、さかのぼりますが 239ページ、私も先ほどからこだわっていたんですが、気が弱いものですから聞かずに通り過ぎました。5項12目15節工事請負費のところの備考のところに句碑の移設工事というのがございまして、どなたのものをどこへ動かしたのかということが議員さんの中で話題になっておりました。これをお尋ねいたします。  それから、これで終わりなんですが、 252ページのところの普通財産、それから先ほど説明がありました行政財産のところでもそうですけれども、市街化区域の中の農地が30年の拘束期間があるんですが、その途中で耕作者が亡くなられたり、能力を失ったりして市に買い取りを求められて市が購入した件数があるかないか、その点お尋ねをいたします。 271 ◯総務部長 災害復旧費につきましては先ほど委員が申されましたように、当然緊急性を必要といたしますので、災害の規模によりまして事業費が変わるわけでございますが、既設の予算の中で運用できる場合は、それで運用しますし、ない場合は予備費からの充用で対応しております。  なお、今までに災害復旧費で決算額に上がっているのは、平成8年の 387万 3,000円と平成2年の 2,097万 5,000円の、ここ10年では2回だけでございますので、よろしくお願いします。 272 ◯文化振興課長 12目岩瀬文庫費の工事請負費の句碑の移設工事 199万 9,200円ですが、これは現在の岩瀬文庫の北西に富田うしほ氏の句碑がありましたけれども、このたびの新しい岩瀬文庫の建設に伴いまして、北側の出入り口がありますが、あそこ北を向かってすぐ右側でありますけれども、文庫の北西から通路の右側に移設をしたものであります。 273 ◯財政課長 普通財産に生産緑地で買い上げたものがあるかというお尋ねですが、決算書 246ページの諸支出金、13款をごらんいただきますと普通財産取得費というのがございますが、こちらにありますように一切ございません。 274 ◯委員(牧野勝子) お答えいただいたことはよくわかりました。この句碑は既にあるものですので、余り粗末な取り扱いはできないかと思うんですが、これから新しい施設に一たん句碑ができますと、あとの管理や維持がその後にもいろいろかかわっていくかと思いますので、10年の決算でそれがどうだということではないですが、ぜひ慎重に取り扱っていただきたいということを申し上げて質疑を終わります。 275 ◯委員長榊原康三) ほかに質疑もないようでありますから、これをもって10款から財産に関する調書までについての質疑を終わります。  これより採決に入ります。  認定第1号は、原案のとおり認定することに賛成の諸君の挙手を願います。    (賛成者 挙手)  挙手多数であります。よって、認定第1号は、原案のとおり認定することに決定いたしました。        ────────────○──────────── 276 ◯委員長榊原康三) これをもちまして、本日の日程は終了いたしました。  認定第2号から認定第7号につきましては、16日午前10時より審査を行いますので、本委員会室にご参集くださいますようお願いします。                            午後5時12分 散会 発言が指定されていません。 西尾市議会 ↑ ページの先頭へ...